愚者は王様にタメ口をきいても唯一許される存在

ヘイヨーさん、自分のポジションがわかってきた!


タロットカード0番目のカード、愚者(フール)

愚か者。それゆえに世界を達観している者。

礼儀知らず。常識知らず。代わりに表面的な物事に捉われず、真実を見通す目を持っている。


「礼儀なんてクソくらえ!」なんだよ。

面倒な形式やルールなんて無視して、自由奔放に振る舞えばよかったんだよ。

その瞬間、何者にも負けない最高の力が発揮できる。


その代わり、真の実力が必要。

能力もないのに傍若無人に振る舞っていても、それはただの礼儀知らず。


古代の国では「愚者は常に王の側にいて、唯一王とタメ口をきくことを許された」と言います。

他の者がそんな態度に出たら、その場で即座に首をはねられたというのに。

代わりに、王が気づかないような独特の視点で語り、見逃している民衆の言葉を代弁する。

現代でいえば「アドバイザー」「コンサルタント」といったところ。


「アイツだけはダメだ!もう放っておいて自由にさせておくしかない!」

「例外中の例外」

「全然礼儀も言葉づかいもなってない。でも、いいこと言うんだよな~」

「ふざけてたかと思ったら、突然核心を突く言葉を放つ」

人々のそんな言葉の数々が聞こえてくるよう。

それでよかったんだ。そんな人間になろう。

noteの世界で輝いている才能ある人たちや一生懸命努力している人たちに再分配します。