マルチバースとメタフィクション
「異世界千夜一夜」は、大小いくつもの仕掛けがほどこしてあるのですが…
その内、大きなモノ2つを紹介しておきます。
1つ目は「マルチバース」
ユニバース(1つの宇宙)に対してマルチバース(いくつもの宇宙)
たとえば、物語中に「地球」という星が登場するのですが。この地球、実はいくつも存在しているのです(一見すると、そうとはわからないように作ってありますが…)
この世界の神様って、ムチャクチャな能力を持っているので、「宇宙丸ごとコピーする」みたいなコトができるのです。
あるいは「以前に保存しておいたデータを再生して、過去のある時点からやり直す(いわば、タイムトラベル)」のようなコトもできるし。
その際に、現在の宇宙とは別の宇宙を作り出しちゃうんですね~
これ、結構有名な理論で「平行宇宙」と呼ばれています。
これが、マルチバースのコト。
もう1つの大きな仕掛けは「メタフィクション」
簡単に言うと、「物語の中の登場人物が、自分はフィクションの存在だと知っている」んですね。
これが、ある時点(第145話)まで読み進めると、わかるような仕掛けになっています。
noteの世界で輝いている才能ある人たちや一生懸命努力している人たちに再分配します。