スイカ太郎の誕生(進化の歴史~第33話~)
「エイヤッ!」
散々迷った末に、おばあさんは大きなスイカを拾いました。
「これで、今夜のデザートは決まりじゃわい。おじいさんと仲良く半分こにするかのう」
モモとカボチャは、どこかへ流れていってしまいました。
家に帰ったおばあさんは、おじいさんと一緒に大きなスイカを割って食べようとします。
すると…
中から元気な赤ん坊が生まれました。
子供のいなかったおじいさんとおばあさんはたいそう喜び、赤ん坊に「スイカ太郎」と名づけて大切に育てました。
時は流れ…
赤ん坊は大きくなります。
おじいさんとおばあさんに大切に育てられたスイカ太郎ですが、大切に育て過ぎたせいで、たいそうなワガママっ子に成長してしまいました。
迷惑に思ったおじいさんとおばあさんは、スイカ太郎を家から追い出すことにしました。
おじいさん「これ、太郎。太郎や。お前は、これから鬼退治に出かけるのじゃ」
スイカ太郎「え?なんで?」
おじいさん「わけはきくな。そういうものなのじゃ」
おばあさん「太郎、きびだんごを持っていきなさい。このきびだんごを食べさせれば、誰でも家来にすることができます」
こうして、スイカ太郎は家を追い出されました。
旅の途中で、スイカ太郎の前にイヌが現われました。
続けて、サルが現われました。
それから、キジが現われました。
さらに続けて、ネズミとカバとバイソンとシカとゾウとキリンとパンダとダイオウグソクムシと人魚が現われました。
スイカ太郎「ババアの洗脳きびだんごは3つ。さて、誰を下僕にしてやろうか?」
選択肢
「イヌ」「サル」「キジ」「ネズミ」「カバ」「バイソン」「シカ」「ゾウ」「キリン」「パンダ」「ダイオウグソクムシ」「人魚」
この中から、洗脳きびだんごを与える3匹を選んでください
※この物語は、読者の反応によって展開が変わっていきます(コメント欄の反応を見て、次の展開を決めます)
noteの世界で輝いている才能ある人たちや一生懸命努力している人たちに再分配します。