近隣の村々の統合（進化の歴史～第30話～）

人類女性は、村人たちを集めて宣言しました。

「我は女王なり！」

女王「能力ある者は長用しよう！能力なき者、努力せぬ者、そして逆らう者は奴隷と化すだろう。こやつのようにな」

前の村長が一瞬にして倒されてしまった姿を見ていた村人たちは震えあがりました。

村人A「コイツは従うしかなさそうだ」

村人B「マジメに働けば重用してくれるって言ってるしな…」

こうして隣村を支配下に置いた女王は、エルク・アリゲ・グリズの3人を引き連れて、次々と近隣の村々を征服して回りました。

奴隷となった前の村長も、がんばって戦いました。

村によってそれぞれ特性があり、得意な産業が違います。

「服を作るのが得意な村」

「家畜を育てるのにたけている村」

「山の幸が豊富な村」

「魚介類が採れる村」などなど。

女王は、それらの村を支配下に置くと、お互いの特産物を交換させ、文化を交流させ融合していきました。

こうして村は統合され、国となっていきます。

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