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説教の語源を知ってるかい?

皆さん、説教ってご存知ですか?

「校長先生のお説教が長々と続いた」みたいな使われ方をするあの説教ですよ。

じゃあ、説教の語源は何か知ってます?

今回は、そんな説教の語源のお話です。


昔、日本には「セッキョウ」っていう鳥が住んでたんですよ。

その鳥が「セッキョー!セッキョー!」って鳴くんですよ。カッコーみたいに。

まあ、乱獲によって絶滅しちゃったんですけどね。なので、もはや実際にセッキョウの声を聞くことはできません。


実は、昔、仏教には「法華経(ほっけきょう)」のライバルで「説教(せっきょう)」っていう宗派があったんですよ。

ホッケキョウっていったら、ウグイスでしょ?

それに対して、「セッキョウ」は「セッキョー!セッキョー!」って鳴くんですよ。

で、その説教の修行の1つに「セッキョウの鳴き声を1日1000回聞く」ってものがあったわけです。そうやって忍耐力を鍛えて、人々の悩み事に耳を傾ける訓練をしてたんですね。


今や説教の方は信者がいなくなって宗派自体が途絶えちゃったので、ライバルの法華経しか残ってないんですけど…

その当時の名残りで「説教」って言葉だけ現在残ってしまったわけです。それで長々と話を聞かされることを「お説教される」って言うようになったというお話でした。

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