最初から目指していない人にエベレストは登れない
「最初から目指していない人にエベレストは登れない」
これはもう言葉の通り。
もちろん山登りの話じゃない。
たとえば、芸術の世界。
ピカソを目指してない人はピカソを超えられない。
ダリを目指していないとダリは超えられない。
もちろん、目指していたって超えられないかもしれない。
でも、目指してないと絶対に超えられない!
最初からあきらめてたら無理なんだよ。
世の天才たちの作品に触れ、「すげえ奴がいる!いつかはアレに追いついてやる!そして超えてやる!」
こう思わないと駄目。
「どうせ、オレなんか…」とか「人は天才にはなれないよね。最初から天才になど近づくのはやめておこう」なんて奴には絶対に無理!
「なにくそ!」と思わないと。
「悔しい!悔しい!悔しいけどアイツすげえよ!今は到底かなわない。でも、いつか超えてやる!」
こう決心しないと。
「限界を突破しようと思っていない人に限界は突破できない」んだよ。
最初から「そこそこでいいや」って思っちゃ駄目。
そんな人は高尾山にでも登ってなさいって。
いやいや、それが最終目標ならいいんだよ。
「高尾山にハイキングに行って、それで幸せです。ああ~、僕は幸せだなぁ」って人生が歩みたい人はそれでいい!
それはそれでひとつの生き方!
人の幸せは人それぞれだからね。それを他人がどうこう言う権利は誰にもない。
ただ、そうじゃないんだったら、高みを目指さないと。
すると、どうなるか…
工夫するようになるんだよ。
「あ、他の人と同じことやってたら駄目なんだ」「何か変わったことしないと!」「他人が考えた攻略法に従ってるだけじゃ、これ以上先に進めないんだな」って気づくようになる。
ここでようやくスタート地点だよ。
ここから先はイバラの道。
他の人と違ったやり方をしてるから、当然結果が出ない。むしろ、攻略法に従ってる人たち以下。
それでも、やるんだよ!やって、やって、やり続ける!
自分が決めた「これだ!」ってやり方をね。
それで駄目なら、また工夫する。
どこが駄目か検討して、調整する。
あるいは、根本から考え直す。
「あ、この方法じゃ駄目だ」ってポイ~っと捨てちゃっていい。
再び斬新な方法を思いついて、今度はそっちを試す。
そうこうする内に突破口が開けてくるんだよ。誰もやったことのない自分なりのやり方で事態がうまく回り始める。
そうなったらしめたもの!あとは続けるだけだもの!
で、行き詰ったら、また新しいやり方を考える。
ひたすらにその繰り返し。
気がついたら、高尾山どころか富士山くらいまで登れるようになってる。もっと険しい山だって登れるようになってるかも。
いずれにしても、人は高みを目指さないと工夫しないんだよ。
「これでいいんだ」と満足しちゃう。満足したら、そこで終わり。成長はストップ!
だから、目指さないと。
「エベレストを登ってやる!なんだったら、月まで行ってやる!」って。
noteの世界で輝いている才能ある人たちや一生懸命努力している人たちに再分配します。