シャローム!
ホーリーランドツーリストセンターの平和です!
今回は聖書考察回です!
聖書の不思議な話
聖書には「ん??」と疑問に思う不思議な話がたくさん存在します。
実際に私が聖書を読んでいて🤔💭となったのがノアとハムの呪いの話です(創世記19章18-29節)。
ノアが酔っ払った時に事件が起きた
神様との契約を結び、新たな人類としての出発を始めたノアは農夫となり、ぶどう畑をつくりました。(創世記9:20)
ノアがその畑からできたぶどう酒を飲んだ時に事件が起きます。
父(ノア)の裸を見たハムはこの後ノアに呪われます。
酔っ払った父親の裸を見ただけなのに…
と私は思いながらこの箇所を読んでいました。
ハムのとんでもない行為
この「父の裸」עֶרְוַ֥ת אָבִ֛יךָ(エルヴァト・アヴィハ)というのが今回のキーワードです。
父の裸が使われている他の聖書箇所を見てみるとハムが行った行為が読み取れます。
このレビ記の聖書箇所をもとにノアとハムの話を読んでみます。
ハムは単に父(ノア)の裸を見たのではなく母と…
ということになります。
その後のセムとヤフェテの行動にも注目します。
父の裸(母の裸)をおおって顔を背けたという行為に納得できます。
このことを踏まえてノアの呪いを考えてるみるとまた別の読み方ができます。
呪いと関係があるノア
ノア(נֹחַ)という名前は聖書人物の名前の意味 旧約聖書編 70名にもあるようにヘブライ語の休息・慰め(英語のrest)という言葉から来ています。
ノアは父のレメクによってこのように名付けられました
ヘブライ語の呪いאֵֽרְרָ֖הּ(エルラ)
箱舟が到着した山の名前がאֲרָרַט(アララト)
このאֵֽרְרָ֖הּ(エルラ)とאֲרָרַט(アララト)がことば遊びではないかと考えられています。
この構図はアブラハム、モーセの重要な場面でも見られます。
アブラハム
モレ(מוֹרֶה)の木
と
モリヤ(מֹרִיָּה)の山
モーセ
スネ(סְנֶה)=茂み
と
シナイ(סִינַי)
ノアのことば遊びから読み取れることは呪いאֵֽרְרָ֖הּ(エルラ)に休息・慰めנֹחַ(ノア)が来たということではないでしょうか。
このことにも関わらず
残念ながら再び呪いがあり、聖書の物語は続いていきます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
聖書の不思議な話考察まだまだ続きます。
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