聖書人物の名前の意味 ヘブライ語(旧約)聖書編 70名
シャローム!
ホーリーランドツーリストセンターの平和です!
今回は旧約(ヘブライ語)聖書の登場人物の名前の意味を紹介していきます。
聖書人物の名前の意味を知ると聖書の理解が深まる
残念ながら日本語・英語などの言語で聖書人物の名前を聞いてもピンと来ません。
ですが、ヘブライ語の名前の意味を知ると感動を覚えるどころか、聖書の中での様々な気づきが得られます。
テルアビブ大学のヘブライ語の授業で名前のヨナの意味を初めて知った時の感動は今でも忘れられません。
それではさっそく旧約(ヘブライ語)聖書人物の名前の意味を紹介していきます。
旧約(ヘブライ語)聖書に登場する人物の名前の意味(五十音順)
ご自由に画像/ファイルを保存して使ってください。
名前の意味を知って得た気づきの例
ヨナ(יֹונָה)
イスラエルの現代ヘブライ語学校(ウルパン)にて学んでいたときにヨナの意味が鳩だと知りました。
最初は名前に鳩!?と笑っていましたがよくよく考えると
伝書鳩にも見られるように鳩には戻る習性がある→ヨナも最終的に神様に立ち返る/ニネベの人々も悔い改める。。。(ペルシャ時代頃にはすでに伝書鳩がいたという説もある)
オリーブの枝を持って帰ってくる鳩はノアの方舟にも登場する→その枝は洪水の後にまた生命が誕生したしるし。。。(創世記 8:8-12)
イエス様の洗礼では神の御霊が鳩のように降りたと書いてある。。。(マタイ3:16)
イエス様ご自身もヨナのしるしについて話す場面があり(マタイ16:4)、ヨナの大魚の中の三日三晩とイエス様の復活までの三日三晩(マタイ12:40)に共通点がある。。。
などなど様々な聖書の物語の中での繋がりを考えてしまいます。
エリヤ(אֵלִיָּהוּ)
私の神はヤハウェの神様であると断言しているこの名前かっこいいですよね。
エリヤ(אֵלִיָּהוּ)などの名前で見られる
אֵל (エル) = 神様
יָּהו (ヤフ) = ヤハウェを短縮したもの
(これ以外の短縮のパターンもあります)
がイスラエルの神様を指すものであり、表を見てもわかるように多くの聖書の登場人物の名前に含まれています。
神様の名前
旧約(ヘブライ語)聖書に登場する神様の名前「יהוה」はよくヤハウェやエホバと読まれますが実際の読み方は分かっていません。
第二神殿時代に聖なる神様の名前を公共の場で声に出すことがタブー視され「יהוה」の発音が忘れらたとのことです。
聖書ヘブライ語を学んでいたときに「יהוה」という言葉が出てきた時は以下の二つのうちのどちらかの読み方をするように学びました。
אֲדֹנָי (アドナイ) = 私の主
השם (ハシェム) = その名前 (英語では
(英語でthe Name)
最後に
いかがでしたでしょうか。
聖書の登場人物の名前の意味を知ることによってさらに様々な聖書のメッセージが見えてきます。
その他、知りたい旧約聖書の登場人物の名前がありましたらコメント欄にお願いします。
新約聖書編をお楽しみに!
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