シャローム!
ホーリーランドツーリストセンターの平和です!
今回は聖書のことば遊び第3弾です!
創世記1章に注目
聖書のことば遊び①、聖書のことば遊び②でもお伝えしたように、
天地創造の構成はお見事としか言いようがないほどに考えられています!
学べば学ぶほどワクワクが止まりません!
1章1節が「7単語」
ヘブライ語聖書での最初の一文は7単語で構成されています。
この後、聖書に度々登場する7という数字が1節目から示唆されています。
さらに、その7単語の真ん中(4文字目)にある前置詞את(エト)は
ヘブライ語アルファベットの
最初の文字א(アレフ)
最後の文字ת(タヴ)
の2文字でできています。
黙示録22章の
を連想させます。
1章2節が「14単語」(2文×7単語)
1章2節の文字数を数えてみると14単語(2文×7単語)になっています。
私が初めて創世記1章における7の構図を学んだ時は、
これはちょっと無理矢理なところがあるな〜(笑)
と思いましたが、
その後の文章で7という数字を探してみると、これは2文×7単語の構図になっていると確信しました。
この14単語の後に神様の創造が始まります。
創造が「7日」
言わずとも知られていますが、神様は7日間で天地創造をされました。
神様は「7回」良しとされる
神様は、天地創造に対して「7回」良しとされます。
7日目が「21単語」(3文×7単語)
天地創造の7日目を説明する21単語(3文×7単語)を見て、この7の構図を確信できます!
この3文はお見事としか言いようがありません!
ヘブライ語の7の語根ש.ב.עの3つの意味
1. 数字の7 שֶׁבַע(シェヴァ)
数字の7としての意味があります。
2. 満ち足りた/完全な状態を表す言葉 שָׂבָע (サヴァ)
この聖書箇所にも
数字の7=שֶׁ֥בַע
満ち足りた= שָׂבָ֥ע
のことば遊びが見られます。
創造の7日間にも表されるように、満ち足りた/完全な状態を表す言葉として使用されます。
注目すべき点として7日目には
「夕があり、朝があった」といった記述がありません。
それは7日目(7と言う数字)が神様が創造の目的とされた満ち足りた/完全な状態を表すからではないでしょうか。
3. 誓い/約束を表す言葉 שָׁבַע (シャヴァ)
誓い/約束という意味もあります。
有名な例として挙げられるのがベェル・シェバ(בְּאֵר שֶׁ֫בַע)での誓いではないでしょうか。
こちらの聖書箇所も
数字の7=שֶׁ֣בַע
誓う(動詞)= נִשְׁבְּע֖וּ
が使われいています。
7に関連した聖書箇所
この7という数字は聖書の中でとても重要な数字として使われます。
7日目の安息日
7年目の安息の年
7x7年(49年)の7月の10日から始まるヨベルの年
イスラエルの7つの祭り(レビ記23章)
過越の祭り(ペサハ)
種なしパンの祭り
初穂の祭り
7週の祭り(シャブオット)
ラッパの祭り(ローシュ・ハシャナ=新年)
贖罪の日(ヨム・キプール)
仮庵の祭り(スコット)
夕と朝が来ない聖なる/完全なる7日目(エデン/パラダイス/天国)を覚えるために
「7」という数字が聖書の中で見られるように感じます。
最後に
「7」に注目して聖書を読むとまたさらに面白い読み方ができます!
「10」に注目した記事も書きます!
聖書のことば遊びシリーズまだまだ続きます!
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参照
今回の記事はJohn Mark ComerのGarden Cityという本とBible Projectから学んだものです。
Garden City: Work, Rest, and the Art of Being Human. John Mark Comer.