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僕が作家になったきっかけ

この記事を開いてくださってありがとうございます。
ヘイテイと申します。

タイトルのとおり、僕は作家をやってます。これだけ聞くと
「え、作家ってどういう本を出版してるの?レーベルは?お金貰ってる?」
と思われるかもしれませんが、特にそういったことはしてません。専らpixivで「アイドルマスターシャイニーカラーズ」の純愛系の小説を書いています。
分かる人の言葉に言い換えると「SS書き」とも言いますね。

(↓拙作のマイページになります)


今の時代は「YouTuber」や「フリーライター」、「ゲーム実況者」といった肩書きを、どんな人でも持つことが出来る時代になりました(僕も日中はしがない会社員として働いています)。

創作活動でのマネタイズを考える人なら、上記のような「YouTuber」で一発当てたり、イラストレーターとして研鑽する方が夢があるでしょうし、同じ小説作家という枠組みでも「小説家になろう」や「カクヨム」に自分自身のオリジナル作品を投稿する方が賢明でしょう。
ではなんで小説を、それも二次創作をしようと思ったのか。
この記事では僕自身の経験と主観に基づいて考えていきたいと思います。

1.好きなキャラを好きなシチュエーションで書いてみたくなったから
2.仕事のしんどさを相殺できる新しい趣味が欲しかったから
3.承認欲求がめちゃくちゃ満たされるから

というのが、パッと思いついた理由でした。


1.好きなキャラを好きなシチュエーションで書いてみたくなったから


これはオタクなら誰しも一回は妄想したことじゃないでしょうか。
・自分の推しキャラ同士の絡みがもっと見たい!
・好きな作品同士のクロスオーバー作品を見てみたい!
・公式では実現しなかったカップリングを成立させて後日談を見たい! 
などなど…

自分の二次創作の出会いは「ペルソナ3」からでした。当時、「岳羽ゆかり」というキャラにドハマりした僕は、主人公とゆかりの恋愛コミュを見て悶え、このカップリングの話をもっと見たくてたまらなくなったのです。
余談ですが、僕はこの子で陽キャ系女の子が好きになりました。ギャル系の女の子にエプロンを付けて毎朝起こしてほしい。

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そこで出会ったのが、もう名前も覚えていないけど、ペルソナ3の二次創作小説をまとめているサイトでした。
当時はSSの存在はおろか、2ちゃんねるというものも知らなかった僕にとって、そこは楽園のような場所でした。そこから毎日そのサイトを巡回して、ゆかりと主人公の純愛系小説を読み漁る毎日だったのを覚えています。

やがて「SS(ショートストーリー)」というものの存在を知り、そこから「とある魔術の禁書目録」や、「アイドルマスター」シリーズを知るきっかけになりました。今思い返すと、あそこが自分のオタ活が一変するきっかけだったかもしれません。
「御坂美琴」や「渋谷凛」といった女の子達は、ギャル系キャラを語る上で欠かせない存在ではないでしょうか。勿論2人とも大好きです。

そうやって時が経つこと幾星霜、とうとう他人の書く二次創作だけでは満足できなくなった僕は、自分の手で好きなキャラを表現する道へと足を踏み入れて、今に至ります。

2.仕事のしんどさを相殺できる新しい趣味が欲しかったから


これは個人的には副産物的な位置づけだったのですが、結果としてかなりでかいメリットになってます。

この趣味を始める前は、日々の仕事に追われる身として、家に帰ってからも思い浮かぶのは仕事のことばっかり…
好きなゲームをやったり漫画を読んでいてもどこか頭の片隅で邪念が入り、好きなものを好きだと思いにくくなっていました。

執筆をするようになってからは、
「文章の構成はどんなのにしよう?」
だとか、
「どのキャラをどんなシチュエーションで書いてみようかな?」
といったことに家では頭を使うようになったので、仕事のことを考えることが減り、心の拠り所ができました。


創作するというのは能動的に動かないといけない趣味であり、いわゆる読書やゲーム(対戦ゲームはこの限りではないかも)といった受け身になりがちな趣味と比べ、頭を使わないといけない趣味だと感じるため、色々頭でゴチャゴチャと考えてしまう僕みたいな人種にとっては、都合がよかったのかもしれません。

3.承認欲求がめちゃくちゃ満たされるから


上の2項でそれっぽい御託を並べましたが、結局これに尽きます。

自分の作品でお金を頂いているプロの作家さんならいざ知らず、自分のようなしがない同人作家が何をモチベーションにしているかと言うと、これじゃないでしょうか(僕個人の意見です)。

わざわざタイトルで「作家」なんて肩書で書いたのも、ぶっちゃけこれです。
なんかその方がカッコ良さげに聞こえるし。

社会人にもなると、人から面と向かって褒められることはまあ多くありません。ましてや、年季が入ったうだつが上がらない社員なら尚のこと。

それがどうでしょう。自分の好きなキャラを全世界に向けて発信して、それに感想を書いて貰える。
ぶっちゃけめちゃくちゃ嬉しいし気持ちいいです。

「いいね」の数を稼げることも凄く魅力的なことだと思うのですが、個人的にはこの「感想」を言語化して頂ける、というのがモチベーションに直結しているといっても過言ではありません。

なので、もしこの記事を読んで下さった方がいたら、読み終わった作家さんに一言でもいいので感想を言ってあげてください。それが何よりの励みになりますので。


最後に。
この記事を執筆している数日前、僕の活動している「アイドルマスターシャイニーカラーズ」の同人作家界隈で、合同企画としてテーマを共有し、作品を皆一斉に上げるという催しを行っていました。
ですが今現在、僕はこのテーマに沿った作品を仕上げられていません。
何故なら、仕事が忙しかったから。

やはり労働はクソ。来世は都内タワマンビル持ちで田中摩美々ちゃんと穏やかな日々を過ごしたい。

摩美々フィドル


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