【授業】 親子で楽しむ考える社会科@デキルバⅠ
1−1 デキルバってなに?
こちら↓の動画でライブ対談したなかッちさん。
法務教官時代からのおつきあいで、彼も教員から放デイを経て今、学習障害の子でもたのしく学べる教材の開発や個別支援などを行っている。
各教科、各単元の本質をきちんと掘り下げ、「理解する」というプロセスをきちんと分解しながら働きかける彼の手腕は正直ホンモノ。
算数の公式を「こういうやり方だって決まってるから」としか説明できないアホ教員に2時間教わるくらいなら、なかッちに30分教わった方が絶対にいい。僕以外でこういう教え方ができる人はあんまり見たことがない。
そんななかッちさんから、突然、もらい事故みたいなオファーがきて、一気に話が具体的になった。
1−2 週一回の特別授業
なかッちからのオファーは以下のとおり。
とのこと。
つまり俺の得意分野だ。しかもほとんど授業だけに集中できる。実におもしろい。
「半径80cmから幸せをつくる社会」はなかッちが勝手につけたタイトルだけど…これはきっと「自分が変わる=社会の見え方が変わることで幸せをつくる」ってことだろうと思う。
まかせろ。
デキルバメンバー以外でも単発で参加できるはず。たのしみます。
1−3 ざっくり作戦を練る
後回しにすると忘れてしまうので、今のうちにざっくり作戦を練ります。
ということは、月替わりでテーマを設定するのがよいのではないか。例えば…
みたいな。
単体で見てもわかるし、全部みればつながりがたのしめる。しかも正確な知識を入れるのが目的ではないから、場合によってはゲームなどと絡めながら臨場感あふれる講義にしたらいい。
オンラインだから、その場で調べてもらう…ってのもいいかも。
ざっくり説明で生き方・あり方にフォーカスしつつ、講義後に自分たちで探求する流れをつくれたら最高。
だとしたら…
講義後の探究や感想を共有するプラットフォームがあった方がいい。タグでツイートしてもらうのが一番拡散力はあるかもしれないが…Canvaなどで自由に落とし込んでもらうのもいいかもしれない。(ここは要検討)
月替りのテーマによる連続講義形式で決定。
質疑込みの60分…めちゃくちゃたのしそうだが、大人のスキルアップセミナーよりも双方向性とライブ感を高めたいので、Youtubeライブにしてコメントをそのまま映すか…なんにせよコメントやこどもたちのアクションが即時的に反映される方式を模索したい。
(2023.7.25)
1−4 へいなか流社会科授業〜方針&初回授業決定✨
と言われてたのに、後手に後手を踏んでようやく今日、講座のたたき台が完成した。
「ストアカ」というオンライン講座のプラットフォームを使って実施する。
デキルバ主催の企画だが、デキルバ会員以外でも受講できる。(まだ講座のページは一般公開されてないけど、公開されたら誰でも申し込める)
基本スタンスは「その時そこにいた人の気持ちを想像する」こと。初回は黒船来航とその後の日本を取り上げる。
そんなメッセージが伝わったらいい。
世界のどこにもない、僕だけのオリジナル。
人にフォーカスする感じ、考える社会科。
楽しみます。
(2023.8.24)
1−5 いまさらだけど初回の報告とスライド共有
ほんとに今さらですが、記念すべき第一回の授業、無事完遂しました✨
当日予定外に仕事が忙しくなり、スライド作成に着手したのが授業まで2時間を切ってから。黒船来航とその後の日本の情勢を改めて勉強しなおしたけど、結論としてはやっぱり一番シンプルな形におちついた。
教科教育をやるのなんて一体いつぶりなんだか…。しかもライブで初対面の子たちを中心に、初めての形式で実施。正直だだスベりする可能性もあったけど、盛り上がってよかったし、こちらの意図はきちんと伝わっていたと思う。
授業の概要はデキルバのおじゃさんが素敵にまとめてくれました。
ちょっと裏話をしておくと…こちら↑でも紹介されている黒船をイカツイ黒人(MATRIXのモーフィアス)に喩えるアイデアは学生の時、教育実習で生み出したもの。
21歳の僕が現場で考えだしたネタが、17年の時を経て蘇った。僕にとっても実に思い出深い授業になった。
ということで、スライドも共有しておきます。
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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。