へいなか的ファシリ・MCたった1つの心がけ。
初夏の頃、さいたまで若者の政治参加に関するトークセッションのMCを務めました。
7月にはオンラインイベントで盟友・しんごさんの性教育講座のファシリにご指名いただきました。
昨日は、遊究舎・なかっちさんと発達凸凹研究家・まあささんの対談でファシリテーター。
月1回くらいのペースでご指名いただいてる。なんでか知らんけども。
僕はぶっちゃけ、ファシリテーターには向いてない人間だと思ってる。どっちかというとパネラーで、要するに自分がしゃべりたい。
そもそも、「ファシリテーション」って一体何なのかすらよくわかってない。なんとなく「司会しながら全体の舵取りすればいいかな…」なんて感覚だ。それが適切なのかすらよくわからん。
でも…どうやら喜んでいただけてるようで、毎回手探りだけど、やってよかったなと思ってる。
ということで今日は、「ファシリテーター」としての僕の脳内を少し垂れ流してみます。
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場には2種類ある
ファシリテーションが必要な場には、2つの種類があると僕は思ってる。「客がいる場」と「客がいない場」だ。
少年院の中で薬物非行防止プログラムなどのグループワークをファシリテートするときは、その場にいる全員が当事者で非公開。つまり「客がいない場」だ。
一方、先に紹介したようなイベントは違う。主人公(登壇者)がいて、彼らがそれぞれの思うことを話し、それを聴くお客さんがいる。
断然「「客がいる場」の方が難しい。
見るべき方向が2つになるからだ。
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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。