「できるけどしんどい」を体感して(79)
1.タイピングがしんどい
慢性疲労症候群だかなんだか…ま、要するにちょっとオーバーワークしたツケで身体に少しダメージが出ていろんな関節が痛かったここ数日。
今日(1/11)はだいぶ調子もよくなって目覚めも快調。仕事もほぼ違和感なくやれています。
ただ…
タイピングがしんどい。
人差し指と中指を動かす筋肉がだるく「できるけどちょっとしんどい」という感じ。僕は多分タイピング速い方だと思うけど、昨日は100文字も打ったら前腕が痛むので、なるべくタイピングしないようにしてた。
箸が面倒なので食事はスプーンとフォーク。
今日はだいぶ楽になったけども、まだ鉛筆で字を書くのはできない。
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2.障害者の現実
Twitterで時々これ↓が流れてくる。
理解はできるし想像もできるけれど、実際なってみると思ってるより不便が大きい。
5本ある指のうち2本が上手く機能しない。そのための筋肉に疲労が溜まっていて思うような動きができないし、できても長時間保てない。
牛丼屋で丼を持つのがしんどかった。
歯ブラシを操作するのが難しい。
ナイフとフォークで食事するにも、切るのに力が入らない。
出かける時、ノートパソコンを脇にかかえてドアを開ける…なんて普通にできてたことができず、下手すりゃ両手であけなきゃならない。食器を流しに持っていくにも両手でやったりする。
あたり前にやりすぎてて「支障が出そう」という想定に挙がりすらしない小さな瞬間に「やりづらさ」がある。
この「できるけど疲れる」は、発達支援の現場にいる僕ですら想定しきれないくらい細かいところに、小さなダメージをたくさんばらまいてる。
もちろん「生まれつきそう」なのと「突発的にそうなった」のでは意味はちがう。しかも僕のはすでに快方に向かっていて、今日時点ではそれなりにタイピングもできるようになっている。
が
数十年先、いつか必ず昨日の自分のような身体になる日が来る。その時感じるしんどさを、先に予習できたことは非常によかった。
…ほんとうにたくさんだ。
不自由な部分がたくさんあるのではなく、1つの不自由な部分のためにいろんな場面で「できるけど疲れる」がある。
人間はいろんな感覚を複合しながら生きている。
1つの不具合がいろんな場面に影響する。
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3.まとめに代えて
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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。