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5月24日:「加害者である前に被害者であった…」の先へ

おはようございます。

今ひそかに関わっている団体がありまして…、そこで少しトラブルがあり、リーダー(とほかのメンバー)に向けてさっき、1時間かけて長文で課題の整理と今後の話を送りました。(おそらく6000字超え)

もっとスッキリ簡潔にできれば…と自分のスキルの不十分さを感じつつも、とりあえずこれでなんとかなるんじゃないかなぁ…と思っています。

さて、全然関係ありませんが、今日は非行と更生について。元法務教官・へいなかの専門領域で思索を深めてみます。

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加害者である前に被害者だった…

これは『記憶』という映画に通底しているメッセージの1つ。

監督のすえ子さんとは、昨年、茨城県大子町の保護司会が主催した同作の上映会でトークセッションの相手としてご一緒させていただいた。

以前からTwitter等でつながらせていただき、当日は種々共感しながら語り合うことができた。彼女は今、『記憶2』の製作に向けて動き続けている。

立場は違うが、少年院の現実を発信するものとして心から応援しているし、映画という形にしてくださったことに深く感謝している。

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今週木曜日、僕は地元の青少年相談員会でお話することになっている。青少年相談員というのは、かつては街中での声掛け運動などを中心に、地域の若者の見守りとサポートを担ってきた方々だ。

消防団や民生委員と同じような立ち位置のボランティアで、全国に存在している。社会の状況が変わり、コロナの影響もあり、地域差はあるだろうが、現在具体的な活動実態はないところがほとんど。

とはいえ、地方行政の中では生涯学習課と結びついていて地域の中で子どもを育てるための大事なサポーターとして現在も存続している。

今回は茨城県笠間市の青少年相談員会。
その総会での講演をご依頼いただいた。
同会でお話するのはこれで3回目になる。

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先日、同市の教育長にお会いしてきた。

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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。