4月19日:知識量と実力は比例しない。
おはようございます。
今朝、茨城を震源とする少し大きな地震がありました。築47年のオンボロ平屋に住んでる僕ですが…何の被害もなく無事に生きています。
さて今日は知識至上主義の心理屋界隈に、ちょっとケンカを売ってみます。
…いや、心理屋の誰もがわかっていることだとは思うのですが。
・・・・・・・
不真面目、不勉強な僕でも9年法務教官やってる間にすっかりこういう手法や理屈に馴染みました。薬物をはじめとする依存症と少年院にもたくさん入ってくる発達障害や愛着障害に関する知識も、明らかに素人ではないレベル。
少年院から放デイへ
非行少年から障害児へと
向き合う対象が変わり、その間、こども発達支援研究会という発達支援の支援者育成団体で講師も務めるようになって改めて思います。
僕はどうやら教育や支援の現場で、それなりにやれる実力者らしい。
でもね…
ぶっちゃけた話、知識はそんなに意味がないと思ってます。
公認心理師をはじめ、心理屋たちの多くはエビデンスと理論が大好き。とにもかくにも一にも二にも知識知識。アホみたいに心理学の知識を取り込んでいる。ドラキュラが生きるために人の血を吸うように、生命の危機に根ざした強迫観念のようなものを感じます。
日進月歩で新しい理論とデータが生み出される昨今、彼らの強迫的な知識主義はさらに拍車がかかっていて、世間に対しても影響を及ぼしているように思います。
子育てに悩む保護者に対しても、適切な知識が大事だと説き、悩める保護者にノルマのように学びを課している。
僕はそれを間違いだと思ってる。
家庭の子育ては、専門的な知識なんてなくていい。…というかそうじゃなきゃ希望がない。
セックス、妊娠、出産なんて生物の本能に根ざしたものなのに、そこにあとから取ってつけたような(生命の歴史からすれば)遥かに歴史の浅い理論がなぜ必須なのか。
そんなわけねぇだろがと思うのです。
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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。