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「幽霊生活安全課−かくりよ事件ファイル−」 発売中

2016年4月KADOKAWA富士見L文庫より、第一作「幽霊生活安全課−かくりよ事件ファイル−」発売中です。

こちらは第二回ラノベ文芸賞という富士見L文庫主催の新人賞(2018年現在は富士見ノベル大賞)にて審査員特別賞を受賞した「ニンゲンバスター九里航平」を改稿したものになります。

「ニンゲンバスターはどこいった」「そもそもニンゲンバスターって何?」と思った方は、ぜひ書籍の方で確認してみて下さい。たぶん意味はわかるかと思います。

しかし実のところ、「ニンゲンバスター」の初出は「ニンゲンバスター九里航平」ではありません。
元々はそれ以前に他の新人賞に応募した「アフターストーリー」という作品に登場したキャラでした。

「アフターストーリー」はライトノベルの賞に向けて書いたこともあり、とある男子高校生が主人公の話。
主人公は気が付いたら死後の世界にいて、そこではなぜか「ニンゲン」呼ばわりされて気味悪がられてしまいます。
あたかも現実で「幽霊」が怖がられるかのように。
そのニンゲンを排除する職業が「ニンゲンバスター」であり、その仕事に就いているのが九里航平でした。
ちなみに「幽霊生活安全課」の主人公である遠野も、設定は違えどこの「アフターストーリー」から登場しています。

そのニンゲンバスターである九里航平をフューチャーした物語が、「ニンゲンバスター九里航平」でした。
社会人主人公になるので、当時はライトノベルの賞を中心に応募していたこともあり、このネタは出し処に迷い寝かせていました。
そんな時に、大人向けのキャラクター小説を募集していたラノベ文芸賞を見つけ、締切もぎりぎり間に合いそうなタイミングだったので、せっかくだからと形にして応募したという次第でした。
ただ本当にぎりぎりで、完成してデータを送信したのは締切当日の夜だったことを覚えています。気合いで急いでなんとか間に合わせたのが、他の余裕を持って作った作品とは違い受賞にまで至ったので、人生何が起こるかわからないなとか、何が良いのかなんて結局結果論だなとか、なんだか諦観的な価値観をこの経験で植え付けられたような気がします。

そしてその「ニンゲンバスター九里航平」の改稿を経て、「幽霊生活安全課」の出来上がりというわけでした。

もし興味が湧きましたら、読んでみて下さい。
だいぶ前の作品なので、お近くの書店にはないかもしれませんが、電子書籍版もありますのでぜひ。

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その分カブが走ります。

ステキ
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細々と作家しています。生存報告も兼ねています。活動状況はプロフィールにて。著書はこちらhttps://bit.ly/2OK3XrJ ※お問合せは各ノート最下部にある「クリエイターへのお問合せ」よりどうぞ。