見出し画像

小学校受験を志す前の考え【体験記】#3

娘には公立の小学校に通わせ、中学から私立に進学させる方針でした。

しかしながら、勉強とスポーツが得意な兄と違い、娘は結構間抜けで(そこがとても可愛らしいのですが)、なおかつ体も強いとは言えません。

小学一年生からサピックスで修羅の世界を乗り越えていくことができるのか、一抹どころではない結構な不安がありました。注

注:港区の麻布・高輪・芝地区を商圏とするサピックス白金高輪校は、新一年生向け入塾テストの合格者で定員枠が埋まる状態が続いている。
港区の公立小の全児童数は1万人。私立中学への進学率は4割。
サピックスは白金高輪校と商圏が重なる白金台と東麻布にも教室を設けており、難関校狙いの需要が高いことが推察される。

民明書房

妻がママ友から聞く話では、上の子どもがサピを経て開成、渋渋、広尾学園に通っているケースもあれば、サピについていけず、他の塾へ移るケースも複数。

「病弱で頓珍漢な娘に小1からサピックス」とは、物事が途中で成り行かなくなることを意味する春秋戦国時代の故事だったかと思いますが、そのような将来に対する漠然たる不安を抱えていました。

そんな中、突如として知った東洋英和が近所に移転してくる話。
妻に「近所に英和できるけど、どう?」と話しかけると、「やってみるか」との思いがけない返答。

なんとなく抱えていた不安への反動として、小学校受験を急遽始めることにしました。

受験まで8ヶ月。どうなることでしょうか。注

注:都心の私立小学校受験界隈において、相当遅い着手時期。
専業主婦・主夫世帯であれば、付属幼稚園の受験、もしくは受験に強い幼稚園受験前対策から着手。
共働き世帯でも、年少から始める家庭が多い。


いいなと思ったら応援しよう!