我が家の教育 お金のはなし

先日、とある方からこんなコメントをいただきました。「コロナ給付金を投資に使うなんて。ましてや、お子さんにさせるのはいかがなものか。」と。
年配の方にはそういう考えの方もいらっしゃると思うんだけど、言われたのは私と同年代くらいの方でした。そして、お子様もいらっしゃる方。
おおきなお世話だと思ったけど、コロナ給付金投資の状況をSNSにアップしているし、もしかしたらこの方と同じような考えの友達もいるかもしれないので、この機会に我が家の教育について少しずつまとめていこうと思います。

ご指摘いただいた方のお家の給付金の使途は、お子様の塾代や、部活費用(靴とかユニホームとかかな?)、家計の生活費、貯金という事でした。
私の意見として、そもそも給付金は1人10万円配給されたので、子供に所有権があること、生活の足しにする=経済活動を行うことが目的であることと認識しています。加えて、子供たちがその目的を理解できる年齢であり、家族会議の結果、使途を決定しています。子供に渡さず貯金してしまう人にとやかく言われたくないなと思いますが、他人の考えは尊重します。

我が家は子供が小さい時からお金の教育をしています。なぜかというと、学校で教えてくれないから、貨幣経済で暮らす以上お金と付き合わないといけないからです。生きていく中で切っても切り離せない、「お金」について何も知らずに暮らすことは、真っ暗な迷路を地図もライトも持たずに突き進んでいくのと同じだと思います。可能な限り、知識と方法を身に着けていた方がいいに決まっています。
では、何をしているかというと、まず毎月のお小遣いは「おこづ会議」をして、収支計算をしています。息子が幼稚園だったころ、どこかの保険会社が幼稚園でしてくれたセミナーの教本をずっと使っています。財布に入れるお金、貯金するお金を分けること、何にいくら使ったのか振り返りをしています。やり始めた当初、息子はとりあえず貯めておく派、娘はとりあえず何か買っちゃう派でした。しかし、2人とも買いたいものが出始めると、計画的にお金を使うようになりました。短期の使用、長期の使用をしっかり考えています。その辺の大人よりよっぽど頼りになります。
他には、晩御飯のあとの雑談で世の中の流れ、だいたいその時のホットトピックスをなんとなくですが話しています。わからないことがあれば、グーグルさんに聞けばいし、私が解説したりします。最近では大統領選挙の仕組みとか、コロナワクチンは完成するのか話してました。息子は、学校の読書の時間に簡単な経済学の本を読んでます。めちゃくちゃ興味を持つ必要はないけど、意識はしてほしいので。

こういう事って、公立の先生にお願いするのは酷だと思います。円高と円安を知らない先生もたくさんいますし。だから余計、一番近くにいる大人=親が教えてあげないと子供の将来は地獄が待っています。これからの時代、年金はないと考えた方がいいです。そもそも日本が存在するのかすらわからないし。そして、確実に格差は広がります。
だからこそ、降って湧いた給付金10万円を利用して、株式投資をさせてみたというわけです。子供のために「消費」してもいいですが、子供のために・子供と一緒に「投資」する方が、資産になるのですから。で、せっかくなら同じように考えている人がいて、その人の背中を押せればと思いSNSにアップした次第です。10万円は短期でみたら大金ですが、長期でみたら大した金額ではありません。外食とたばことお酒を控えれば十分賄える金額。それが全員に無条件で配られるなんて、チャンスでしかないと思います。

あなたは知識があるからできるけど、私はできない。と、言われることがありますが、そんなこと言っていたら何もできません。それはお金に対してだけじゃなくて、すべてのことに当てはまります。そういう親に限って、日ごろ無駄に時間とお金を浪費しているように思います。よくいう自分へのご褒美という無駄遣いです。すくなくとも大人のお金の使い方は、目的があるから使うもので、なんとなく使うものじゃないので。知らない・知識がないと思うのであれば、本を読むなり、ネットで調べるなり、YouTube観るなりして勉強すればいいのです。

まだまだ書き足りないですが、我が家ではそういう信念のもとお金の教育をしています。

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