町中華で飲ろうぜ #好きな番組
BS-TBS にて現在、月曜夜10時より放映されているこの番組、「町中華で飲(や)ろうぜ」
以前より存在は知っていたが、天性の下戸である私は、そのタイトルで敬遠していた。
しかし数ヶ月前に、何の気なしに見たのをきっかけに、今では楽しみな番組の一つとなっている。
タイトル通り、主に都内近郊の町の中華屋さんで、軽く店の歴史などをも聞きながら、飲み食いする1時間番組。
2部構成で、前半30分は玉さん、玉ちゃんこと「玉袋筋太郎」のパートで、後半は高田秋、坂ノ上茜が交代で担っている。
私はその前半部分、玉さんパートに惹かれ、この番組を好きになった。
ただ後半も、可愛いからという理由、その一点のみで、一応は見ている。
玉袋筋太郎の、店に向かうまでの練り歩き方、飲み食いの所作。
師匠ビートたけしを踏襲しつつ、あるいは毒蝮三太夫や石倉三郎をも継承する、生粋の東京人然とした佇まいがカッコいい。
水道橋博士とのコンビ「浅草キッド」
サブカルなどにも強く、そっちにも顔がきく水道橋博士と、ストロングスタイルのザ・芸人道を歩む玉袋筋太郎というのが、昔の印象。
90年代当時、インディーズレーベル「殺害塩化ビニール」のキャップを被る博士と、方や大きくハッキリと「アサヒ芸能」と記されたそれを被っていたところからも、それを感じ取っていたのかもしれない。
MXテレビの5時に夢中、バラいろダンディでライムスター宇多丸とタッグを組んでから、博士にも劣らぬ、その多方面への造詣の深さがバレた、あるいは思わず漏れ出たのか。
しかし、掲題の番組においては、ザ・芸人スタイルである。
見方によっては、だいぶ店に偏りはあるが、庶民版リアル「孤独のグルメ」とも言える。
井之頭五郎はエリートだ。
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