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菊芋と里芋に見る豊かさの循環

少し前にこれでね
お野菜を頼んだのですよ
(毎日フル出勤だけどw)

送料のみ1,000円負担な上
系列店やオンラインショップで使える
割引チケット(総額2,500円分)まで入っていて

実質+1500円かつ
おいしいお野菜

っていう何とも有難いプロジェクト
だったのですが

ファスティング明けかつ
一人暮らしのわたしには
ちょいとボリューミーでして。

腐らせちゃうのも
もったいないから
菊芋と里芋を
職場に持っていって

「買いすぎたので
 よかったらどうぞ」

って置いておいたのね。

そしたら、
普段あまり話したことない
おじさま社員たちが
「ありがとう~」
ってもらっていってくれて。

あ、うちの会社の人は
おいしいお野菜が嬉しいんだ
と1つ学びになった

それで、一人が
わざわざお返しを
くれたのだけど

ファスティング明けでこれから
砂糖や添加物を減らして
生きていこうと
決意した矢先だったから

お菓子とか
お返しでもらっちゃったら
ちょっと困るなーー
と思ってたら

無添加の野菜ジュース
をくださって。

あ、わたしが野菜を出したら
野菜が返ってくるんだー

と妙に納得してしまった

出したものが、返ってくる。

不意に

わたしが偶然
芋をたくさん持っていて
芋を差し出したら
喜んでくれる人がいて
お返しに、その人が偶然
たくさん持っていた
野菜ジュースを差し出してくれた
(わたしも喜ぶ)

って

すごい物々交換の本質に
近いことをしたんだなと思って。

これ、芋だから
わかりやすいけれど
能力や才能、性質も
一緒なんじゃないかな、と。

わたしが偶然
得意なことや好きなことで
差し出せるものを出したら
相手がハッピー自分もハッピー

お返しに相手が偶然
得意なことや好きなことで
差し出せるものを出してくれて
自分もハッピー相手もハッピー

1対1の関係じゃなくて
これが複数の関係性の中で
巡ればいいんだと思う

お金は、この動きを
スムーズにしてくれているだけで
仮にお金が存在しなかったとしても
原理原則はここだな、と。

つまり、能力や才能を発揮しない
周りに出していかないのは
稲作専業の農家さんが
自分のところで育てたお米を
一粒残らず握りしめて
「おらさこの米だけで生きていくだ」
みたいな感じなのかと

せっかく周りに
野菜農家さんも牧場主さんもいて
みんな得意で作りすぎちゃっているのに。

与えることで、
与えられるチャンスが生まれる

わたしは持ってるものを
十分に出せてるかな?と
食べきれない米粒を
握りしめていないかな?と
野菜ジュースを片手に
思うのでした。

美保



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