人を知る【スイタ氏】
人を知るシリーズ。
不安はいまだにある中、やってみようの精神で声を掛けてOKをくださる方々に感謝しています。今回も緊張の中、インタビューさせて頂きました。
今回ご紹介させて頂く人は「スイタ氏」さん
インタビュー内容に沿って、ご紹介したいと思います。
◆質問
▶スイタ氏さん
■平凡
▼リンク
1.ご紹介
お名前は「スイタ氏」さん。
大阪府吹田市出身で、学生時代に漫画を描いているときにペンネームが必要となり出身地から命名。
自身で漫画を描きながら『レンタル彼女月田さん』のアシスタントや映画『キャラクター』の美術製作に携わるなどしていく中
2020年からボードゲーム制作が"自分のやりたいことのイメージ"に近いと思い立ち、大学生時代に『私サラダ取り分けるね』を制作/販売を行う。
進路に悩みながらも、ボードゲームだからこそやりたいことを実現できると思い立ち、2021年5月にボードゲームブランド
『Avignon Games(アヴィニョンゲームズ)』を立ち上げる。
現在は、同ブランドの代表兼ゲームクリエイターとして活動している。
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スイタ氏-suitashi-
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スイタ氏-Twitter-
スイタ氏-note-
2.Avignon Games/起業について
◆起業にあたり不安だった部分もあると思いますが、それでも起業をしようと思い立った経緯を教えてください。
▶ボードゲーム制作で食べていくことが難しいことは不安要素でしたが、ボードゲームだからこそ”自分の理想(やりたいこと)”を実現できると考えたからです。
◆自分のやりたいこととは?
▶ボードゲームを通じてひとりひとりが自分の人生を生きていける世の中にすることです。
コミュニケーションの不和や、〇〇しなければならないという固定概念で苦しむ人がすごく多いと大学時代に思い、そんな人たちを少しでも減らしたいと思うようになりました。
ボードゲームの良さは、普段見えないような表情や価値観を楽しく共有できる点や、ルールによって普段しないような行動を促すことができる点だと考えています。その点で、ボードゲームが適切だと思いました。
■不安を理解しつつも自身の理想を実現するために起業を考えたとスイタ氏 さんはお話ししてくれました。
また、人は簡単には死なないって考えもあります(笑)
と明るく語ってくれたことも印象的でした。
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◆同じようにフリーになりたい起業したいという人たちに向けて、ご自身の経験から、ご意見はありますか?
▶先の話で、いくら考えても答えが見つからないこともあると思うので、自分がなりたい理想像に近しい人に意見を聞いてみることをおすすめします。
これは経験ですが、理想像に近しい人がどんなに遠い存在であったとしても『あなたが本当に悩んでいて、考えうることはすべて果たしていて、なぜその人に聞くのか』をきちんと伝えることができれば、きっとその方も相談に乗ってくださるはずです。
いまどきSNSやHPなどから連絡することは可能ですので、ぜひ行き詰ったら相談のメッセージを送ってみてはいかがでしょうか。
もちろん自分でよければいつでも相談乗りますのでいつでもTwitterのDMをお送りください(笑)
”行動はすごく大事です!”
もちろん最終的にはそれを踏まえて自分で考えて答えを出すのですが、経験者などに相談することで判断材料を増やしていくことが重要と思います。
■その相手が遠い存在であれ、TwitterやHPなどを利用して自分からアクションしていくことが大事だし、夢などに対して色んなことにチャレンジしていく精神が大切だとお話ししてくれました。
漫画制作や映画の美術製作に携わるなど様々な経験をしながら、北海道ヒッチハイク旅などもしており興味深いお話をたくさんお聞ききしながら、まさにその精神を体現しているなと感じました。
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◆会社の今後の展望などを教えてもらえますでしょうか?
▶5年後の2026年ぐらいに家庭用ボードゲームと言えば、「Avignon Games」という状態になっていることを目標としています。
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◆ボードゲーム業界での展望はありますか?
▶最近盛り上がりを見せてきているボードゲームではありますが、まだまだ認知度としても低く、Avignon Gamesが目指す「あまりゲームをやらない層」の方たちに届けることも現状はまだ難しいのかなといった状況です。
そのような方たちにも親しまれるくらいボードゲームが身近になったらいいなと考えています。
加えて、Avignon Gamesの短期の目標で言うとゲームの完成度はもちろんのこと、ゲーム制作を続けていくうえでの顧客やファンの動線づくりにも努めたいと考えています。
◆顧客やファンの動線づくりとは?
▶例えば漫画だと、絵柄や作者名といった共通した情報によって「これは同じ作家さんなんだ」と認識することができます。
それにより『Dr.スランプ アラレちゃん』⇔『ドラゴンボール』や『幽遊白書』⇔『ハンターハンター』のように顧客やファンの移動が起こります。
それがこと日本のボードゲーム業界においてはあまり動線づくりがないように感じており、結果として作ったボードゲームがなかなかお客さんに届かなかったり、売り上げが立ちづらかったりするのかなと感じています。
なので、制作したボードゲームをしっかりと届けるためにも、事業を続けていくためにもそこには注力しようと考えています。
3.制作中のボードゲームについて
◆現在、制作中のボードゲームについて制作経緯や紹介をして頂けますか?
▶現在、制作中のボードゲームは『ソノトキボクハ』というゲームになります。『家族の距離が縮まるボードゲーム』がコンセプトで、対象年齢は6歳以上の2人から遊べるファミリーゲームです。
『話す人』と『聞く人』に分かれて行う協力ゲームで、『聞く人』は『話す人』の気持ちを表す『気持ちカード』を当てることを目指します。
正解するためには『話す人』の気持ちを想像し質問したり、『聞く人』同士で相談したりする必要があります。
楽しく正解を目指す中で、結果的にこのゲームが家族内の会話のきっかけづくりになったり、相手の知らなかった一面を知ることができるようになることがこのゲームの裏の目的であり、制作するに至った経緯です。
■このゲームのルールを聞いてシンプルなゲームではあるものの、コミュニケーションを取りながら全員で協力し、勝利を目指していく形で"人と人を縮める"ことができ、相手の気持ちを理解することもできるゲームだと感じました。
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◆スイタ氏さんのおすすめのボードゲームなどありましたら教えてもらえますか?
▶面白いボードゲームがある中で、自分の好みで言うと
『はぁって言うゲーム』『かたろーぐ』『じっくりミレー』ですね。
もし機会があったら遊んでみてください。
4.最後に
◆最後にお伝えしておきたいことなどありましたら、何でもよいのでお聞かせ願います。
▶『ソノトキボクハ』を遊んでみたい!という方をただいま募集しております。『家族の距離が縮まるボードゲーム』というのがこのゲームのコンセプトでもあったりするので、ぜひ小学生がいらっしゃるご家族で遊んでいただければ幸いです!
■誰でも気軽にお声掛けしてほしいとのことでしたので、改めてスイタ氏さんのTiwtterリンクを貼っておきますので、DMにてご連絡ください!
▼Twitterリンク
スイタ氏-Twitter-
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■最後に筆者自身の取りまとめ。
色んなことにチャレンジしているエピソードを聞けてとても楽しかったです。ぜひ、これから輩出されるボードゲームを手に取り、遊ばせてもらいたいと思いますので、応援しております!
改めまして、インタビューを受けてくれました「スイタ氏」さん。
本当にありがとうございました。
以上、人を知るシリーズ第二弾。「スイタ氏」さんのご紹介でした。
では、また。
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