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【記事和訳】170828 The Bling vol.151 画報&インタビュー Heize

あなたは、ヘイズ

ある雨の降るけだるい日曜日。

嘘のように雨が降った。日曜日の午前から降った雨であった。約2年前、ヘイズと初めて会ったその日も雨が降った。それは冬の雨だったが。良い縁であった。雰囲気が変わった感じだった。照れくささはあったが恥ずかしがり屋ではない。歌を口ずさんだり、または軽く踊って目が合うと表情が妙に変わったりした。おなじみの方言は相変わらずなつっこくて、会ったのはこれで2回目なのに、親近感はそれ以上だった。





<The Bling>とは、すでに二回目の出会いですね。今日の撮影が気に入ってくれると嬉しいです。

ナチュラルなコンセプトの撮影とか良かったです。自然にできたっていう感じじゃないでしょうか?


ところが、ヘイズというミュージシャンは雨の日が醸し出すものとは相反した雰囲気を漂わせていますね。

性格が明るくて活発なのでよくそういう誤解をされます。でも、人が多いところはあまり好きではないんですよ。むしろ家にいるのが好きです。遊び回るのが好きそうに見えるかもしれませんが、そうでもありません。見かけとは全く違うでしょう。


「비도 오고 그래서」がストリーミングサイトで、4週連続1位を記録しました。


「とても嬉しい」と言うことには慎重になります。実際、実感があんまりないんです。チャートを見ながら「1位になった人が私なの?」と思ったりもしました。ただ喜べばいいと言うことでもないと思います。淡々と、しかし、感謝することであり、音楽に込めた私の心がしっかり伝わったんだなと考えたりしています。



アルバムのほとんどにヘイズが手を入れているといいます。曲の土台はすべて、直接書いているということでしたね。シンガーソングライターとしての最大の利点は何でしょう?


私が自分の物語を書いて、そのまま私が歌うので、感情と感性をぴったり合わせられることだと思っています。単に雨といっても、曲を書くのと歌うのでは感情と感性が違うこともあるでしょう。私の音楽の出発点は、日記帳です。直接経験したことから見て、聞いて、感じたものをとりとめもなく書きます。そこから歌を作るので話をちゃんと伝えることができるんです。単純なことでしょう?


そうするうちに日記の題材が全部つきてしまったら?


毎日新しいことがあって、新しい人と出会い、新しい環境が待っているというのに、そんなことがあるでしょうか?死ぬまで素材は枯渇しないでしょう。





ソ・テジデビュー25周年記念リメイクプロジェクト<タイム:トラベラー>に参加しました。ソン・シギョンが歌った「너에게」の後、正式にリメイクしたのは今回のプロジェクトが初めてだそうですね。


連絡を受けた時、ソ・テジ先輩が私という存在を知っているという事に感動しました。もちろん「絶対やらなきゃ」と思いました。そして珠玉の名曲を自分のスタイルでリメイクするということ。ソ・テジ先輩
の心に聴かせなければならないということが負担でもありました。


どんな曲ですか?


「너와 함께한 시간 속에서」ですよ。元々歌いたかった曲だったかと?曲を選択する機会があった訳ではなくて、むしろ「君と一緒に時間の中で」が私によく似合うという話を聞きました。嬉しかったです。
不思議でもありますが。


生ける伝説に認められたという感じですね。


良くみてくださって感謝するばかりです。他にも複数のミュージシャンが参加したでしょう。残念ながら、他のミュージシャンの方々とお会いする機会がなかったんです。ソテジ先輩ともお会いできませんでした。(笑)



Groovy Roomのアルバム<Everywhere>の話をしましょうか。パク・ジェボムと披露した「Sunday」は、どのように生まれたんですか?


当然、Groovy Roomのみんなが企画したアルバムでしょう?(笑)テーマと各曲の詳細な内容は、ストーリーテリング(※)にまでまとめてくれました。それに基づいて想像しながら書きました。

※ストーリーテリング…伝えたい思いやコンセプトを、それを想起させる印象的な体験談やエピソードなどの“物語”を引用することによって、聞き手に強く印象付ける手法(コトバンク参照)



簡単に言えば、既存のヘイズが歌う歌とは雰囲気が違いますよね。むしろパク・ジェボムの曲でよく感じることができるトロピカルサウンドが主をなす感じです。


そうです。でも私のアルバムで聞くことができない色の曲なので、むしろより良いですね。やっぱり違う雰囲気の曲を書き、歌う機会はよくあることではありませんよね。



作業自体がうきうきしそうですね。


想像しながら曲を書くこともなかなか面白い経験でした。一応軸は決まっているので、そこに想像して肉付けしていくのが新鮮でした。実は「Sunday」は、私のセンスだけではすべてをこなすのは難しい曲だったと思います。新しい経験でしたね。


しっかり1位をとりましたね。

本当ですか?知りませんでした。

本当です。

すごいですね。実は、私はチャートをそんなにちゃんと見ていません。(笑)



女性ソロシンガーが歌謡市場に不足しているようです。全盛期の起点である女性シンガーとして責任感もあるかと思います。


全盛期ですか?(笑)実際には、責任感よりも自分自身にもっと集中する方です。私が女でも男でも、いや、男だったとしても今ヘイズが歌う色の音楽をしていたでしょう。自分の音楽の色についての悩みと責任感はいつもあります。なので、すでに次のアルバムについて悩んでいて。


そういえば<///>を聞いて、ご自身に関する非常に多くのことを吐き出した感じがしました。


近いです。この雨というコンセプトは、ずいぶん前から本当に大事に、大切にとっておいた素材なんですよ。全部はき出してしまったので、ちょっとやそっとではすまないくらい悩んでいます。


では、次のアルバムは?


最近の日記には特に変わったことがないんです。空白期が来れば、充電をしながら考えてみなければいけませんね。


旅行をしてもよさそうですね。

とても良いですね。パステルトーンの建物がある国に行ってみたい。


ポルトガルやスペインがいいようですよ?

行ってまいります。(笑)




「Sunday」の話が出ましたが。今日日曜日ですね。申し訳ありません、休みの日なのに。


ふぅー。私も日曜日に仕事するんですよ、まぁ。じゃあ、最新の日曜日はどうだったでしょう?本当に、ずっと続けてスケジュールがありました。


日曜日らしい日曜日を過ごしたことはない?

日曜日は完全に休みでしょう。考えてみるとないですね。覚えていません。家にだけいたいのに、休みの日であっても個人的なことで忙しかったです。


집순이(※家が好きであまり外出しない女性)になりたいようですね?

何もせずに家にいたいと思うときが多いです。


もし1000万ウォン(約100万円)と一ヶ月間の休みがあれば何しますか?


すごくいい(笑)家族たちと旅行にいきます。どこでもいいので。大邱にいるので一緒に過ごす時間が全然なかったんです。それか、母にお金を全部渡して「やりたいことを全部して。私は家にいるから。」とか、そうするかもしれません。家の臭いが嗅ぎたいです。

大邱の家にいつ行って来たんですか?

イベントのために大邱に行ったのに家には行けませんでした。わざとそのことも言いませんでした。時間が全然なくて、ただ物足りなさだけ大きくなってしまうと思って。もうゆうに半年を超えましたね。


それでは、ヘイズではなく二十代半ばのチャン・ダヘに聞いてみましょうか。10年後の姿がどんなものか考えてみたことはありますか?

私も本当に気になります。スーパースターだったイ・ヒョリ先輩のように、この歳には多くの荷を下ろして生きることができる方もいるのに... 。しかし、私は放送を主とする芸能人ではないと思います。プレイヤーとして活動することもできれば、プロデューサーに転向して活動することもあるでしょう。また、音楽界を離れて家庭を充実させることもあるでしょう。全然検討がつきません。結婚もしたいし、赤ちゃんを産めば育児に集中したいですね。


願いがあるとすれば?

家族が一緒にいることです。早くソウルに家を探さなければいけませんね。いつか結婚をすることになると享受できない贅沢でしょう。


きっと叶うように願っています。切実であれば叶いそうですね

本当に必ずです。そうなったら必ずします。




https://youtu.be/wg2M2GZYXeI


引用元:
http://www.thebling.co.kr/archives/thebling/15276
http://www.thebling.co.kr/archives/thebling/15289



https://kotobank.jp/word/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0-802216





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