見出し画像

【記事和訳】160503 Heize ET newsインタビュー

 昨年、ケーブル放送のMnetラップサバイバル・プログラム、"Unpretty Rapstar 2" で自分の名前を広く知らせたラッパー、Heize。
大衆たちがヘイズを見たとき、まず思い浮かぶイメージは"Unpretty Rapstar 2" の中カリスマ、シックなラッパーの姿だ。 しかし今回、新曲 '니가 아니면'と'돌아오지마' で立派なボーカルの実力を証明し、ギャップのある魅力を披露した。

Heize
"もともと歌とメロディーラインを作るのが好きです。 今回、やってみたかった私だけの色を込めた曲を作りました。 'Unpretty Rapstar 2'のイメージを浮かべて、私が強いラップだけをすると思う人々もいるはずですが、そんな人たちにヘイズが感性的なスタイルを持っているということをお伝えしたかったです。"


 最近は、EXOメンバー・チェンと一緒にしたSM Stationシリーズの9番目の曲 "썸다(Lil`Something)" も好評を得た。 久しぶりに発売した新曲にヘイズも満足感を示した。

Heize
"以前は周りの人たちだけが私の歌を聞いていましたが、これからは多くの方たちが聞いてくださるので嬉しいです。 実は、"Unpretty Rapstar 2"でお見せした姿は私の好きなスタイルではなかったんです。 放送を通じて生じた偏見を持っていた方たちに私の色の音楽をお聞かせすることもできて嬉しいです。"


 ヘイズは大衆の良い反応に感謝し、全く期待しなかった結果だったと打ち明けた。

Heize
"今回の曲をアルバムに収録する際は、関係者の方々が、大衆的な歌ではないとしてかなり反対されました。 私のいつわりのない心を盛り込んだ個人的な曲であったので、私も不安な部分が大きかったです。 でも思ったより多くの方々が私の歌を聞いてくださり、本当にありがたく思っています。 チャート順位に上がるとは期待もしなかったけど、嬉しいし歌を聞く方たちに私の心が伝わるといいなと思っています。"





"돌아오지마"にはBEASTのメンバー、ヨン・ジュンヒョンが作詞とフィーチャリングに参加した。 ヘイズは彼を'本当に素敵な先輩'と表現し、絶賛を惜しまなかった。

Heize
"この曲はヨン・ジュンヒョン先輩がよく似合うだろうという気がして、慎重に、一緒に作業しようと申し上げました。 私の歌を聴いてみて'とてもいい'と、快くお願いを聞いてくださいました。 その時、先輩が中国に出張に行っていた時だったんですが、すぐその場で歌詞も書いて、録音までして送ってくれました。 本当に素敵な先輩です。"



 ヘイズが本格的に名前を知らせることができるきっかけになった"Unpretty Rapstar 2"では、準決勝戦でSISTARのヒョリンに敗れ、惜しくも決勝進出を逃した。 優勝を逃した悔しさはなかったのだろうか?

Heize
"私にとってはその段階(準決勝のステージ)まで上がったいけたことだけでも満足な結果でした。 受かったり落ちたりではなく、私が本当にやりたかったことはその舞台で全部できたので、かえってすっきりしました。 特に家族のために作った曲を実の兄が見にきた場所で披露できたというのが良かったです。"



 ヘイズは過去の自分のSNSにすべての科目にA+という判定を受けた評点4.5の大学の成績表を公開したことがある。 勉強のできる女子大生だった彼女が音楽の道に入った理由は何だろうか。

Heize
"中学生の時からHipHopが漠然と好きで、高校生の時からは一人で歌詞を書き始め、それが私の趣味になりました。 ある日、大学の授業中に密かに歌詞を書いているところを教授に見つかり、授業が終わってから研究室に来いという指示を受けました。 あまりにも怖くて教授に怒られる覚悟をして行ったんですが、教授は「学校は年をとってからでも大学にいけるのだから、今君がやりたいと思うことは今でなければできない」と、私にやりたいことをしろというアドバイスをしてくださいました。 その教授がなかったら私はずっとチャンダヘとして生きていたでしょう。(笑)"


 夢がなかったヘイズは、自分の進路を音楽で決定したが、父親の反対を克服することは容易ではなかった。 大事な末娘が安定した日常をおくることを希望したが、ヘイズの思い切った決心の前に父も諦めざるを得なかった。


Heize
"わたしは元々勉強が得意ではなかったので、父は私の成績を理由に反対しようとしました。 それで成績�をあげて見せてやろう、というやる気が生まれ、死ぬ覚悟で勉強して首席を獲得しました。 お父さんに成績表を持ち、「私がやりたいことをするために、嫌いなことをこれだけできた」と言い結局、お父さんも承諾してくれました。"


 音楽と関してプロ意識が徹底したミュージシャン・ヘイズは、日常生活又はファンたちといる時には、ただトッポギが大好きな20代の女性チャンダヘに戻る。 彼女はSNSとファンカフェを通じて活発にやりとりをするほど、ファンへの愛にあふれている。 特にファンミーティングを一度やってみたいと言い、行事を開催する名分まで作った。


Heize
"本当にファンミーティングをしてみたいのですが、名分が必要なんですよ。 それで、イベントをしている途中なんですが、"니가 아니면"というSNSハッシュタグが777個を達成すればファンミーティングを開く、ということにしました。 多くの方々が参加してくれているんですが、"니가 아니면" と "돌아오지마" をつけなければないんですが、別々に使っていただいた方々が多くて....残念です。"


 単なる女性ラッパーから、実力のある感性シンガーソングライターとして生まれ変わっているヘイズ。"Unpretty Rapstar 2" のイメージから脱皮して、透明でも濃い色でもない、淡い灰色のような自分だけの色で大衆の前に立ちたいという目標を明らかにした。


Heize
"私の今年の目標は「アーティスト・ヘイズの色を多くの人たちにお見せしたい」というものでしたが、今回アルバムを出して、1%は達成しました。 今年の残りの期間、私だけの色が盛り込まれた音楽をもっとたくさん出して私がどんな音楽をする人なのか、どんなスタイルなのかイメージできる音楽をお聞かせできれば嬉しいです。"


チェミンヨン記者

http://www.etnews.com/20160503000004

http://www.etnews.com/20160503000006



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?