氷結界の龍コキュートス/遊戯王デッキ紹介
🎍あけましておめでとうございます🎍(六月)
ヒークです!今回はコキュートスを主役とした辰年デッキの紹介です!
1. 背景 - 水の辰年
2024年1月1日、元旦のヒークは水のドラゴンデッキを作ろうと決めました!
なぜなら今年は辰年。そしてタイダルが還帰し、水霊媒師エリアが登場し、海皇の咆哮がリメイクされる(予定の)水属性イヤー!
ヒークに選ばれたのはこのドラゴンでした↓
1.1 リンクス昔話/コキュートスの脅威
201X年、召喚獣が(闇・地・水だけ)実装されたリンクスではコキュートスで場を固めつつ戦闘サポートカードで大ダメージを狙う戦術が流行。
当時は(今も)対象破壊耐性を突破できるカードが少なかったため対策が難しく、コキュートスは最終的に禁止カードにまで上り詰めました。
ただ、正直今のOCGプレイヤーの皆さんとしてはコキュートスが禁止になるほど強い!というのはいまいちピンとこないかもしれません。
そこで、当時リンクスをやっていなかった人にもコキュートスの恐怖を伝えたい!という気持ちでデッキを組みました。
2. コンセプト - コキュートス×戦闘サポート
全盛期の最強ムーブである「コキュートスで相手ターンを耐え、返しのターンにパワーアップして殴る」をコンセプトとします。
しかし今のOCGでコキュートスと組み合わせる戦闘サポートとは?
折角なのでリンクスの歴史を参考に今風のカードを考えてみました。
2.1 分断の壁→氷結界
リンクスではメイン2がない関係でバトル後の表示形式変更ができないため、モンスターを並べた場面で打たれると打点が大幅にダウンしたモンスターを的にされるリスクがありました。
これをOCGで再現できるカードといえば…?
攻撃力、効果を無にした上で表示形式も封じるというピッタリな1枚!
ついでに墓地効果で墓地肥やし&サルベージもできてお得ですね
2.2 コンセントレイト→水精鱗-ネレイアビス
コキュートスら召喚獣は攻守の合計値が高いためこのカードと相性がよく、初期ライフ4000のリンクスではワンキルのお供として活躍していました。
このカードの「モンスターのステータスを参照してパワーアップ」する点から着想を得て採用したカードがこちら↓
他にモンスターが必要ですが、状況によっては凄まじいパワーアップが見込める最強の水精鱗!
守備力も上げられるので反射ダメージアップも狙えます。
サラキアビスからサーチできるおかげで安定性も申し分なし!
ネレイアビスの破壊先としてうってつけのモンスターも入れてます↓
ネレイアビスで破壊すれば他の水属性を3600もパワーアップできる上にグレイスが超越!
守りから攻めへ突然移行するリンクス再現度の高さがお気に入りのコンボ☆
3. デッキレシピ
特殊召喚できる水系モンスターで固めました。その理由は3つ!
①召喚権はアレイスターに使いたい
②サラキアビスの素材(水・魚・海竜)
③氷結界の墓地効果による水縛り
以降、採用カードについて簡単に解説していきます。
3.1 水族
特殊召喚できる水族といえば鬼ガエル!
鏡魔師で氷結界サーチしたりウォータースピリットでグレイスザウルスの超越に備えたりします。
ガーディアン・スライムは氷結界から持ってこれる緊急時の防御要因として優秀です。鏡魔師(☆2)と一緒にグレイスザウルスになることも。
3.2 魚族
アビスシャークでドリームシャークやハープナーをサーチして展開するのがシンプルにめちゃ強です。
サイクスは除外されると帰還→サーチにつながるので召喚魔術と好相性。
アビスでサーチできない☆1、☆2、☆6以上の魚にもアクセスできて便利。
3.3 氷結界で落とせる水属性
☆彩宝龍
氷結界で落としてサルベージすると特殊召喚可能!緊急の壁に使うことも。
タイダル(☆7)と一緒にグレイスザウルスになることが多いです。
☆瀑征竜-タイダル
おろ埋効果も有用ですが、水を除外して特殊召喚できる効果がメインです。サイクスを除外すればかなり手数が増やせてめちゃ強い!
☆機巧辰-高闇御津羽靇
捲り要因として採用。破壊効果が強力な上に除去されても墓地除外&回復が発動するのでなかなかのプレッシャーをかけることができます。
☆破械神シュヤーマ
貴重な魔法罠除去要員として採用。手札の氷結界をすぐに墓地に送りたい時にも便利です。
勝手にデッキに戻っていくので氷結界の墓地送り要員がデッキから尽きないのもとても助かる。
3.4 その他
☆世海龍ジーランティス
氷結界の墓地効果を使った後は自分は水属性しか出せなくなるので事実上水属性以外を全て除外する恐ろしいカードとなります。強すぎる。
☆混沌空間
暴走魔法陣の他にテラフォーミングのサーチ先が欲しかったので採用。
召喚魔術、サイクス、タイダル、ジーランティスなどで除外は割とたまるので安定して運用できます。
除去された時はアレイスターをサーチできると理想的。
4. まとめ
以上、「氷結界の龍コキュートス」の紹介でした。
このデッキを使うとコキュートスの耐性に困ったり、氷結界やネレイアビスを怖がったりしてもらえることが多いので、リンクスで恐れられたコキュートスの脅威をある程度伝えられたかなと感じてます。
コキュートスは過去に散々煮え湯を飲まされたトラウマモンスターでしたが、共に戦う中でどんどん愛着が湧いてきて、今ではこのデッキはヒークの中で最上位レベルのお気に入りです。
これからもコキュートスの恐怖を広めるべく頑張っていこうと思うので、どうぞよろしくお願いします!
2024.6.8 ヒーク
おまけ 規制カード集
本編で解説した通り、このデッキはコキュートスの強さを伝えるためのデッキであり、コキュートスが相手の印象に残ることを目標にしています。
しかし、初期案ではコキュートスよりも印象的な動きをするカードが多すぎてデッキコンセプトがぼやけてしまっていました。
これでは「コキュートスが入っているデッキ」ではあっても「コキュートスが主役のデッキ」とは呼べないかもしれません。
もちろんシナジーを考えて採用し、実際のデュエルでも活躍してくれた大好きなカード達なのですが、今の形になるまでに泣く泣く外すことになってしまったカードもいます。
そこで、ここでは黎明期のこのデッキを支えながらもその強すぎる性能により規制されてしまったカード達を紹介していきます。
※あくまで「私個人が」「このデッキに入れるのは」強すぎると判断したカード達であって、他のデッキではまた違う結論になるかと思います
ということで規制されたカード、その数なんと13枚!
余談ですが、リンクスではアレイスターと召喚魔術もリミット3なのでそれを考慮すると余計に規制カードが増えます。
ただし、リンクスにおける規制は絶対ではなく、環境によっては解除されるケースもあります。
今はデッキから抜けてしまったカード達ですが、環境が進めばまた使える日が来るかもしれません。
あるいは他のデッキで主役として活躍してくれることもあるかも。
私もその日が来ることを楽しみに、今は彼らを労ってあげたいと思います。
以上、おまけでした。
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