断食という荒野

最近、プチ断食を始めた。
1日の中の16時間は空腹時間をつくるという例のアレである。

年齢が43歳となり、冗談抜きで死がちらつくような年頃になった。
そこで本格的に健康に向き合ってみようと色々探っているなかプチ断食というものに出会った。

ちょっと前まで和製ダルシムこと片岡鶴太郎先生を嘲り笑っていた俺からすると「ご飯を抜く=健康」という考えは1ミリもなかったのだが、
身体の不調で仕事のパフォーマンスが落ちるのが何よりも恐かったので藁にもすがる思いで即実践した。

長くなるので断食による健康になるメカニズムはここでは省かせてもらうが、とにかく1日の中の16時間(睡眠中も含む)はメシを食わないだけという健康法なのだ。

自分は会社員なので6時に起きて11時に寝ると言うサイクルである。
そうなったら朝ごはんを抜いて20時以降に何も食べないだけというシンプルな生活習慣を徹底するだけでプチ断の完成だ。

もともと朝ごはんに多少苦痛を感じていた上、夜も酒・菓子の類をたしなということもないので何の障壁もなく始められた。

実践して3ヶ月。

集中力の向上等、仕事におけるパフォーマンスうんぬんの変化は正直感じられない。

ただ、身体機能の変化は如実だ。
下痢がデフォルトだった1日2回のウンコマンだった俺はなりを潜め、
どっちかというと2日に一回のベンピマンになったりだとか
布団に入ってから意識がなくなるまでに5分とかからなくなり
定期的に起こっていた偏頭痛が一切なくなった。

ただあくまでこれは実際に身体に起った変化だけであって
病気の予防だとか目に見えない効果もあるのかもしれない。

そして意外なところでの一番のプラスは食事の量が減ったことによる食費の軽減とスキマ時間の確保である。
これが一番でかい。

ゆくゆくは1日に1食というガチ断食にTRYしていこうと思うのでそのときはまた報告しようと思う。

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