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Protoout StudioのGW短期講習参加レポート

2020年のGWに参加した、Protoout StudioのGW短期講習のレポートです。受講からかなり日にちが経ってしまい、反省!

プロトアウトスタジオとは?


プロトタイピングの社会人向けスクールです。プログラミングの基礎的な勉強だけでなく、学んだことを使ってアウトプットする事に重きを置いています。(それをプロトアウトスタジオさんの用語で「プロトアウト」という風に呼んでいます。)アイデア創発から、自分の手で習った技術を活用してプロトアウトするところまで行います。

また最近では、APIやライブラリ、ツールなど、様々な「デジタルアセット」が転がっています。しかも、無料またはフリーミアムで使えるものがとにかく多い!プロトアウトスタジオでは、そのようなアイデアを形にするための材料の調達とその扱い方も一緒に教えてくれます。

プロトアウトスタジオのウェブサイトはコチラ。

通常は3ヶ月ほどのプログラムですが、私はGWの3日間短期講習に参加しました。本記事では、短期講習でやったこと・学んだことについて書いていきたいと思います!

講師を務めてくださったのは、プロトアウトスタジオの校長先生・菅原のびすけさんと、講師長の田中 正吾さん 、TAの小野 隆之さんです。

GWの短期プログラムについて詳細↓


全体の構成は下記の通りです。
0日目: 事前講習(オプション)
1日目: バックエンド(node.jsを使って色々なAPIにふれる)
2日目: フロントエンド(基礎的なHTML〜Vue.js、GitHub Pagesを使って公開まで)
3日目: 作りたいものを作る!

0日目

1日目からの参加ではスキル的に心配という方のために、事前の講習がオプションで用意されていました。私は元々ウェブ制作をやっていた背景があり、HTML/CSS/Javascriptは仕事で使っていたため(しかし割と古めの知識。フロントエンド周りは変化が速くてフォローが大変ですよね!)、こちらは受講しませんでした。

1日目

1. axiosを使って色々なAPIを叩く
2. Line Notifyにメッセージを送る
3. Discordにメッセージを送る
4. GitHub Actionsで作ったプログラムをPushをトリガーに・または定期的に実行

1日目から、盛りだくさんです。LINE、Discordも含めて3~5つくらいのAPIを触りました。

興味のむくまま、田中 正吾さんが作成したAPI集から好きなAPIを選んでLINEやDiscordに情報を送るプログラムを作り、作ったものをGitHub Actionsで実行しました。

私が作ったものはコチラ↓

1日目は、例えるなら、料理教室に行ったと思ったら狩りの仕方と獲物のさばき方・扱い方を叩き込まれたような感覚でした。アイデアを形にするにはまずデジタルアセットの狩りとさばき方が大事なんですね。

2日目

1. HTML/CSSの基礎
2. Vue.js
3. API活用
4. スクレイピング(任意のウェブサイトの情報を取得する手法)
5. スクレイピングした情報をAPI化して自分のウェブサイトで使う

私はロケットの発射予定・それぞれの打ち上げのミッション情報サイトを作成しました!これがまた、意外と頻繁に更新されて面白いです。SpaceXの打ち上げ頻度がスゴイ!


3日目

3日目は一人ハッカソンです。2日間で習得したことをフル活用して、自分のアイデアを形にします!

私は、コロナ禍でご当地スイーツの売上げ落ちているんじゃないかなあ何とかしたいなあ + 自宅でのティータイムをちょっといいものに出来ないかなあと考え、ご当地おやつをランダムで紹介してくれるサービスを作りました。

当初、ご当地おやつのまとめサイトから情報をスクレイピングしようか、と考えていたのですが、著作権や情報源の扱いにくさなど懸念点を先生に相談した所、楽天APIの活用をオススメいただき、使うことにしました。

最終発表では、参加者一人一人が作ったものを発表しました。素敵なアイデア・様々な技術で非常に勉強になりました!いくつか、発表の様子のツイートを貼ります。

また、プログラム終了後に完成品をSNSでシェアした所、何人か友人が使ってくれ、さらに意見もくれました!早くにユーザーフィードバックを得られるの、良いですね。(まだフィードバックを反映できていないっ!)

受講した感想


3日間やり遂げて思ったことは、「数日集中する時間をとって、月イチペースでMVP1個産めるかも!」です。
※もちろん、作るものや求める精度にもよりますが!

これは、個人的にかなりのブレイクスルーでした!

もっとこういう風にしたら、社会はもっとよくなるなーというような自分の想いを、エンジニアさん並みのスキルがなくてもじゃんじゃんプロトアウトし、問いかけていける世界はとても素敵だと思います!

それから、MVPでサービスのコアとなる価値の検証をしていこうという時、作っていくうちに細かいこと・今検討しても仕方がないことを気にしすぎてMVP(盛り盛り・バイアブル・プロダクト)になってしまうケースもあるため、数日で区切ってとりあえず世の中に出す!使ってもらう!というのは個人的に良い習慣になりそうだな。と思いました。

...思っただけで、まだ実行していないので、月イチMVPもくもく会、一緒にやっていただける方ゆるーく募集中です。


講師の皆様、お世話になりました。
ありがとうございました!

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