すべての新型コロナ変異株に対応?「口内に噴霧」の非mRNA型予防薬、商品化へ


近年では、ウイルス感染やさまざまな疾患と腸内細菌叢の乱れとの関連性や、疾患の発症に直接的に関わる病原常在腸内細菌が次々と発見されており、粘膜ワクチンも多数開発されている。

しかしながら、非mRNA型予防薬やワクチン接種により、全身の粘膜で抗原特異的な免疫応答を自在に誘導できる方法はなく、疾患制御のために消化や恒常性の維持に関わる有益菌を殺さずに病原常在腸内細菌だけを特異的に排除することができない。

これでは、「唾液」に含まれるIgA抗体価を高める方が合理的である。

「咀嚼」という免疫訓練トレーニングの伝統的制御法により、あらゆる粘膜で非常に高濃度の抗原特異的な免疫グロブリンA(IgA)を誘導する方法により、致死的な細菌感染の発症そのものの抑制が可能になる。

一口200回、一食につき1000回、一日3000回の咀嚼により、非常に高濃度の抗原特異的な免疫グロブリンA(IgA)を誘導できる。

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