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近視だと何が悪いのでしょうか? スマホのせいにするのは大人の身勝手です

今朝、こんなニュースを見ました。

たしかに近視の子供が増えているのは、肌でも感じます。
自分も中学生の頃から近視で、その原因はおそらく寮生活。
消灯時間の後、宿泊している先生にバレないように、布団にくるまって懐中電灯でマンガを読んでいたからだと思います。
親からは「緑を見ろ」とか「遠くを見ろ」とか言われていましたが、そんなことで治ることはありませんでした。
そんなにひどい近視ではなく(0.2程度)、運転免許証が「眼鏡等」になっていましたので、眼鏡を付けるのは車を運転する時だけでした。
一時、サングラスをかけて運転したいため(ただのカッコつけ)、ハードコンタクトにしたんですが、痛くて痛くて、涙が止まらなくて、あきらめました。
ソフトコンタクトなんてものはない時代でしたからね。

で、ここからが本題。

小学3年生の母親
「学校の授業でタブレット端末が使われ、家でもスマートフォンで動画ばかり見ています。小さいときからスマホが身近にあり、目を使いすぎていると感じます」
NHK首都圏ナビ

先ほどのニュースで、こんなことを言っている親がいました。
なんでもかんでも人のせいにしちゃう親が、あまりにも増え過ぎではないでしょうか?
そんなことより、もっともっと子どもに対する心のケアが必要なのではないでしょうか?

近視は眼鏡やコンタクトで矯正が可能です。
58歳の私は老眼なので、老眼鏡が必須になっていますが、百均の老眼鏡で十分です。
しょっちゅう落として壊していますが(笑)

東京医科歯科大 大野京子教授
「近視がより進行すると、緑内障や眼底出血などの目の病気が引き起こされるリスクが高まり、失明につながる恐れもある。近年、スマートフォンや携帯ゲームが普及し、コロナ禍で外出の機会が減ったことで、世界中で子どもの近視が進んでいると指摘されている。
学校でもタブレット端末を使う機会が増えているが、20分ぐらい使ったら窓の外を見て休憩すること、昼休みや体育の時間に外に出て太陽光を浴びることが大事だ。
また、自宅で宿題をするときにも目と本の間の距離には気をつけ、特に夜に寝転がってスマホを見るのをやめるといった対策を子ども自身に意識して取り組んでもらうことが重要だ」
NHK首都圏ナビ

これって本当なんでしょうか?
常識過ぎて嘘くさく感じます。
だって、これは誰からも信じてもらえないんですが、私はPC9801DAでパソコン通信とawkやperlにハマったら、なぜか近視が治っちゃったんですから。

私自身は本当にダメダメな親なんですが、結論を述べます。
「●●しなさい」
「●●しなくちゃダメ」
「●●ちゃん(くん)はそんなかとしてない」
「●●しないとろくな大人にならない」
親のこういった教育は、子どもにとって何の役にも立たないと思います。
子どもにとって最も大切なことは、自分で考えて理解して、納得して、そして必死に頑張ること。
周りがそうしているからとか、ニュースになっているからとか、そういうことを理由にして、子どもに何かを押し付けるという親の行為は最低です。

論破王と言われる西村博之さんが語っています。

子どもがスマホをいじったっていいじゃないですか?
子どもがゲームをやったっていいじゃないですか?
それは子どもが自分で決めたことなんですから。
そして自分なりに必死に頑張っているんですから。
きっと子どもは、親よりもスマホを使いこなしていますよ。
親はそれを情けないって思うべきです。
だって新しいテクノロジーに付いていけていないんですから。
超ダサいだけですよ。

私は小学生の頃、親に言われて英会話などの塾に行きましたが、嫌で嫌でしょうがなく、人生にとって何の役にも立ちませんでした。

スケートボードで世界ランキング3位、五輪代表選抜という経歴を持つ白井空良選手は高卒です。
今の時代、学歴なんてほとんど意味がないんです。
繰り返しになりますが、自分で考えて理解して、納得して、そして必死に頑張ったからこそ、ものすごい結果を出しているんだと思います。
高校時代は「問題児」だったそうですから、親に言われてスケートボードを始めたんじゃないと思います。

巨人の星

今はもう『巨人の星』のような時代ではありません。
日本人がスポーツ界などにおいて、世界で大活躍し始めているのは、子どもの心を一番大切に考え、学力だけじゃないことを親がわかってあげているからだと思います。
近視とは話がまったくずれてしまいましたが、とにかく、本当に本当に本当に、大人の身勝手で子どもの未来を潰すことだけはやめてください!

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