賃貸→戸建て検討

これまで賃貸住宅でそのメリットを存分に享受してきたつもりだが、家族が増えてそろそろ引っ越しを検討しなければいけなくなってきた。
嫁の親からは、新築を建てろ!と責め立てられるがそんなものは知ったこっちゃない。
私の個人的な感覚では新築の時代はすでに終わっていて、中古住宅をいかに修繕し20年~30年使い切るかが引っ越しの判断基準となる気がする。
現在の住宅価格は3年ほど前の約4割増しだそうだ。
物価上昇を見込んで住宅会社は新築の見積もりに”上昇するだろう価格”を入れ込んでくる。
決まってもいない有象無象の見積もりで施主は住宅ローンを組み、資金計画が出来ればその価格で施工は始まる。

それって本当に適正価格?・・・

物価上昇を恐れる施工会社の気持ちは分かる。分かるが、上昇しなかった場合の見直しは行っているのかいないのか。
大半の人にとって人生最大の買い物になる住宅を、ほんの数か月知り合っただけのハウスメーカーや工務店の営業マンに任せきれない・・・

購入後のライフプランも約3年置きに変動していくことを考えると、判断をためらってしまいます。
子どもの成長(保育園→小学校・・・→高校卒業→県外の大学)→家族減少(この時点で戸建てはいらない)【戸建て必要期間約25年】
〇人口減少が止まらない日本では地方の過疎化は死活問題で、それに加えてふるさと納税などで市の税収が減少の一途を辿るところもある。
田舎の不動産は手放す前提で購入を検討しなければ売手が見つからない。
人口減少を前提とした市政は多い、にも拘らず空き家対策はほどんど機能していない。
〇ゴースト化する前提で、隣人が空き家にならないかも含めて検討する必要がある。

つらつらとデメリットばかりを書いたが、決して田舎が嫌いな訳ではない。子育てするなら田舎を推奨したいと思っている。
〇雑音のない環境で暮らせる幸せがある。
〇インフラの行き届いた日本なら・・・ネット環境さえあれば自宅での過ごし方は変わらない。(月20万円の賃貸も、月3万の中古戸建賃貸も自宅での過ごし方は同じ)primevideoか本を読んで過ごす。

〇生活水準を落として幸福を維持できるなら、次は田舎暮らしに挑戦してみよう。
ちなみに、私にとっての最大のデメリットは通勤時間
現在:徒歩5分
田舎:車で50分 電車で1時間15分(2時間に1本のダイヤ)
通勤の疲労に加えて、家族と過ごす時間を奪われる。+車の維持費用が加算される。
〇賃貸の最大のメリットは立地による通勤時間の短縮!
時間という付加価値が最大級のメリットですね!

次回に続く・・・

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