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ボルドーメドックマラソンまであと25週!

 こんにちは
 ボルドーメドックマラソンは9月7日(土)です。あと25週となりましたので、こちらで原則土曜日に、週次での進捗報告をしていきたいと思います!個人手配をされたい方に、今後の参考になれば幸いです。(ついでに過去の関連もマガジン作ってみましたので合わせご一読いただけると非常に嬉しいです)


1.モチベーション

 マラソンって結構「きつい」と思います。かなり頻繁に「なぜ好き好んで?」って自問してしまいます。「なぜ山に登るのか?」の答えみたいに哲学的?にもなったり、行ったり来たりを繰り返し、「永遠の課題」みたいな結論になったりもするのですが、まあ所詮は人それぞれですし、都度、モチベーションがしっかり設定できるときに出るようにしたいと、そんな風に考えるようにしています。

 それではメドックマラソンへのモチベーションは?
 メドックマラソンって私の認識では、「走る楽しみ」がフランス式に昇華された、世界でも稀有な大会だと思うのです。とにかく「ワインを飲みながら走る」「仮装が原則」みたいな大会は他にありますか?
 それでいて、6時間半という制限時間をしっかり設け(ホノルルマラソンは制限時間なしのひょっとすると対極の大会?)、「楽しく走ればいいじゃあない」という論理に、あれっ?って思わせる。(もちろんそれはそれでOKなのだと思います)

 私の場合は、せっかく遠くから出るのですし、この世界でも稀有な大会を自分なりにとことん楽しんでみたい。たぶん準備段階では他と変わらないのだと思います。ただひたすら地道に、走りに耐えられる筋力を鍛える。そのうえで、本番ではその地道さを自分の中に抑え込み、バカな仮装を加えてとことん楽しんで走ってみたい。何といってもメドック地方はワイン好きには垂涎の、世界でもトップクラスのワイナリーが集結した特別な地域です。想像するだけで文字通りによだれが出てきそうです。

 これって、自分がサラリーマンを終了するときに思い描いた「人生初を経験してみる」の一つに十分に置けるものと思うのです。

2.メドックマラソンの手続き

 日本の大会って運営がかなり丁寧でわかりやすいと思うのですが、時折「フランス式」に悩まされることがあります。まず第一に「登録スタート日を明示しない!」。「3月スタート」だけでしたよ。かなりの人気の大会と聞いていますし、3月に入ってほぼ毎日ウエブサイトを見ながらどきどきして、ようやくそれらしきアップが見られたときに早速登録して何とか受け付けられたのですが、案の上実質数日で締め切られてしまいました。
(それが嫌で、でも出たければ、旅行会社さんのツアーに申し込むことだと思います)

 ともあれ基本的に「個人旅行」を大原則にしている人間です。頑張って情報収集しながら細かく手配をしていくようにします。

 基本的には、大きな流れとしては下記4つです。シンプルですが。
AA: 申し込み
BB: 健康証明書提出
CC: 大会前日にゼッケンの受け取り 
DD: 出場!

BBの健康証明書。
 5月中に提出となっています。
 こんな書類の提出が条件になる大会は初めてです。他にもあるものなのでしょうか?まだ時間あるし、準備するしかないのですが。
 かかりつけ医さんに書いてもらう人が多いようですね。私の場合は、諸事情で一番世話になっているとある専門病院に聞いてみたら、英文の特殊診断書扱いになって1万1千円!とのことで、さすがに「えっ」となり、次に健康診断での世話になっている中規模の病院に問い合わせたら、とにかく「主治医の判断」ということですので(当然だとは思いますが)、診察の予約を取ってそれからということになりました。英文診断書5千円。出してもらうしかないのですが。「レントゲン等々の検査が必要です」って言われたらどうしましょうか!?
(ちなみに、サクランボマラソンハーフ参加料、5千円ですよ!!)

ⅭⅭのゼッケン取り

 本当はボルドーで少しゆとりを持ちたかったのですが、飛行機のチケット入手で難航があってパリ出発ボルドー行きが大会前日の6日になってしまいました。ボルドーから大会受付等々のあるポイヤックまで車で約1時間。シャトルバス(有料です)手配がたぶん一番現実的なのでしょう。大会当日は6:30ピックアップ。ピックアップの場所がやっぱり正式の案内がまだながら、過去を調べ、市内中心部となるとの推定で、一番便利そうな(経済的な!)ホテルを予約することにしました。できれば前日に予定されているパスタパーティーとか参加したいのもやまやまなのですが、不慮のトラブルに遭遇しないためにもやめておきます。(参加費は複数のコースがありましたが一番ベーシックな「大会参加だけ。100ユーロです。)

DD: 出場。 ここまでくれば「あとは楽しむだけ」。少々の心配は時差ぼけで、少しでも慣れておきたかったのですがしかたないですね。時差ぼけ抑止を研究しておきます。

3.その他の必須手配

 大どころは航空機と宿泊です。
 飛行機は、ボルドーに行くには複数のルートがあるのですが、ツアーを含め、皆さんパリ経由が多いのではないでしょうか。私も片道ですが確保しました。いろいろ調べて「シンガポール航空のシンガポール経由便」。これも複数の組み合わせがあるのですが、できるだけの体調の確保のためにも、シンガポールで前泊(ストップオーバー)する便の選択をしました。この機会にシンガポールで少々おいしいものを食べられるのは、一石二鳥!ですね。

 ちなみに、距離的には、ボルドーはパリよりもバルセロナの方が近いんですね。バルセロナ経由にしたほうが飛行機安く取れるかもしれません。(現地同行してくれることになったうちの娘はバルセロナ往復を取りました)

 パリからボルドーには、9月6日に列車TGVで移動します。実はこれだって結構大変ですね。ヨーロッパも諸物価半端なく高騰ですし、タクシーは無理です。。
 ボルドー行きのTGVは出発がパリの南方にあるモンパルナス駅です。パリCDG空港到着が21:45と、遅めの時間ゆえ、宿泊はCDG空港近辺にしました。CDG→モンパルナスへの直行バスは1つサービスがあります。
Le Bus Direct、ル・ビュス・ディレクト
 もう少し丁寧に再確認しておきます。

 朝9時くらいにホテルチェックアウトすれば、15:00前にはボルドーに着くでしょう。ゼッケンを取りに行くためのシャトルバスの時間の正式案内が来たら、逆算してバッファーを入れた予定を組みます。

 従いまして、宿泊はまずはシンガポール一泊、パリ一泊、ボルドー3泊で、シンガポールには15:15着予定ゆえ、多少ゆっくりできます。チャイナタウンで取りました。パリは上記の通りCDG空港近辺。寝るだけですね。。ボルドーも上記の通り市内中心部。

 さあ、あとは、大会以降、です。
 たぶんボルドーでワイナリーを訪問し、少々楽しんだ後、バルセロナに行きます。これ以降、旅は続く予定ではいますが、ご参考になりそうなところがあればアップしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。




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