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「ドライバクテー」あなたは一体何者?

 新大久保駅すぐの「南洋叔叔肉骨茶」。本場KLANGの味をしっかり踏襲しているありがたいバクテー専門店です。
 実はいつもセットメニューから注文するのですが、

今回はセット外から「ドライバクテー」を注文しました。(¥1,980)。

 うわっ、肉ゴロゴロ、さらにゴロゴロ!
 これでもか、というくらいの肉のオンパレードです。
 そもそもバクテーは「漢方スープ料理」と言われる、起源的にはスープが主体の料理です。マレーシア(福建式)とシンガポール(潮州式)の2流派があるのですが、やっぱり、まずはスープ!で、続きほろほろになった肉、ではないかと思います。そこを、スープを煮詰めてしまう!!こういう「革新」には、私はとっても大きな関心がぶくぶくと沸き立ちます。
 目立つスパイスは、まずは何個も投入された丸ごとの唐辛子。そして店の棚に飾られている右下の、形はごぼうのささがきのような・・(勉強不足です💦)。

 普通のバクテーとはスパイスの感じは違うようです。でもやっぱり漢方は同じ。外の暑さは別にして、体の中からエネルギーが湧き上がってくるのは同じです。
 そしてユニークに感じたのは、隠し味以上に活躍しているイカです。これも本場レシピを踏襲されているとのこと。何でイカ?興味は尽きないです。

 スープタイプとドライタイプは、大抵が別料理となるかのように違った道を進むようですね。ドライバクテー。まだまだ日本での知名度は低いです。ぜひ頑張って広めて行っていただきたいものですね。


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