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技術士総合技術監理部門への挑戦『第10回』

 7月16日(日曜日)に技術士総合技術監理部門の二次試験(筆記試験)を受験しました。試験の感想などについてお話しします。総合技術監理部門の筆記試験は択一式問題が午前中にあり、記述式(論文形式)が午後にあります。択一式は40問で二時間、記述式は1問(中身は更に章ごとになっているので合計5問相当)で、三時間半です。

 私は九州に住んでいるので受験地は福岡県を選択しています。昨年も受験しましたけど、受験会場は福岡工業大学(福工大)、博多からJRで15分ぐらいの距離にあります。試験当日は技術士試験の会場は構内のA棟で行われました。隣のB棟では司法試験予備試験が行われていたようで、朝、B棟前には多くの受験生がいました。

 試験は10時から開始ですが、15分前までには試験会場の自分の指定されている座席に着席していないといけない。試験前の説明と解答用紙への受験番号や専門とする事項を記入して試験開始になりました。

 40問の択一式問題は5択でマークシートを塗りつぶしていく方式。問題をざっと目を通したところ、去年のように全く歯がたたない感じは第一印象では受けませんでした。時間がかかりそうな計算問題と、何度も読まないと理解できそうにない問題は後回しにして、淡々とこなしていきました。とにかく計算問題を解くための時間を作るために急いで解いていきました。悩んだ計算問題が2つほどありましたが、そこは根拠のない勘で番号を選択して終了。

択一式が終わった後での感想は60%正解できたら上出来と感じました。

 午後は実質45分の休憩後、記述式問題がスタート。去年の問題のパターンとは違っていますように! と祈るような気持ちで問題を読み始めると、今までの問題とは全くと言っていいほど異なるSWOT分析を行うもの。いくらか気分は楽になりましたが難問であることには変わりないです。三時間半のうち45分ぐらいかけて問題文を何度も何度も読み返していきました。

問題文を読み終わった後に、いくつか用意していたネタの中から少しアレンジして骨子を問題用紙の空きスペースに書き始めて目標時間14:30までに骨子を作成していった。

そこから先は骨子を基本に解答を解答用紙にひたすら書きまくりました。合計で五枚の解答用紙の四枚目をスタートする時点で残り時間があと一時間しかなかったので四枚目の解答からはスピードアップして書いていった。五枚目の最後まで書き終わった時の時間は残り約3分。程なくして、試験終了。

やり切ったぜ!という感触を感じて試験は終了しました。

教室を出る時に教室の入り口に掲示してある受験番号と座席の表示を眺めてみた。すると、自分と同じ機械部門の加工・生産システム・産業機械の選択科目を受験した人は私を含めて二人だけだった。だから、私の受験番号の下一桁は1だったのかと納得。

 試験終了後の感触はギリギリ合格か不合格のボーダー上という3年前の機械部門の二次試験の試験直後と同じような感触でした。この時は合格しました。
去年は試験直後の感触が不合格を確信していたので少なくても進化成長はしていると実感できました。実際に合格しているかは神のみぞ知るのでしょう。


試験が終わったら打ち上げです。

友人が博多の中洲の居酒屋を予約していたので打ち上げ会場へ移動して宴会。

試験後のビールは格別だった


〆の土鍋で炊いたタコ飯が最高でした

試験結果は択一式の正答が7月18日に公開されていました。

択一式と記述式の総合試験結果は10月末か11月初めに通知されるので、それまで記述式の再現解答作成以外は何もしないことにします。


前日の7月15日に宮地嶽神社へ神頼みに行ってます。
この神社は毎年2月と10月の20日前後に、参道と神社と太陽が一直線に並ぶことで有名な『光の道』があります。ここでおみくじを引いたら『大吉』だったので試験当日は心の支えになってくれました。

光の道
心の支えになった『大吉』


今年の夏は終わった、、、。


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