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技術士合格までの長い時間(02)

受験すると決意した。

次はとにかく情報集めである。ネット検索すると、建設部門と土木部門は、けっこう出てくる。自分は電気電子部門で一次試験は受験するつもりで調べてみるけどそれほど試験問題解説とか受験者経験談は出てこなかった。

ひょっとしてと思って会社のイントラを検索してみた。

情報が出てくる出てくる、さらに社内の技術士による技術士会という有志組織が存在している事もわかった。灯台下暗しとはこのこと。
メーリングリストが存在していた。参加フォームがあったので、早速参加させてもらった。それから数日後、メーリングリストから技術士一次試験願書配布を兼ねた説明会が開かれるというので参加した。

説明会では、冒頭に技術者として培った技術と経験と知識を定年退職のタイミングで終わりにするのは非常にもったいない。合格率の低い資格試験でかつ最速でも最初の願書を出してから最終合格まで約2年と長期に亘るから、出来るだけ早い時点から勉強を始めて数年計画のつもりで準備して下さいと挨拶があった。

この日は願書記入の注意と試験科目について簡単な解説、そして勉強法についてアドバイスがあった。勉強法については今まで聞いたことがない方法を提案だった。どのような勉強法にしても自分に合った勉強法でないと効率が悪いので、試験勉強よりも試験勉強法を探すという大きな課題が立ちはだかった。

自分に合った勉強法を見つけることが技術士という資格を手にする条件だったと、合格して振り返るとそう感じる。



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