戒名とは

週末、親戚の告別式に出席してきた。そのときにお坊さんが戒名を何故つけるのか、という話をしてくれた。少し前に戒名は必要ないという本を出した人がいたらしい(わたしもなんとなく記憶にある)が、戒名とはシッダールタが修行を終えてブッダになったのち、シッダールタと呼ばれたときに、わたしはシッダールタではなく修行を終えたブッダです、と言ったというところから、修行を終えると名前が変わるということになった?らしい。

ちゃんと調べてみたら、

日蓮宗では、「戒名」のことを正式には法號(ほうごう)と呼んでいる。 法號は仏弟子としての名前である。 そのため、仏様の教えをこころの拠り所として仏弟子として生きるための名前でもあり、来世に浄土に生まれ変わるための名前でもある。

ということらしいけど。なので、戒名というのは大切なものらしい。時々、戒名をつけないと極楽浄土へ行けないなどというお坊さんもいるけれど、とんでもないことだとも言っていた。このお坊さん、こういう話してくれるの面白いんだよな。

うちの近しい親戚はだいたいこのお寺のお坊さんにお願いしているのだけれど、戒名はだいたい日蓮さんの日の字と生前の名前を組み合わせたものになる。わたしが死んだときは、下の名前のどちらの文字(わたしの名前は漢字で2文字)と組み合わせられるのかなぁとぼんやり考えたりもしながら、告別式の読経を聞いていた。




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