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失恋でくつがえるコップ理論

コップに
半分しかない。のか。
半分もある。のか。


①真反対に切り替えらるのか?

頭では分かっているけど、出来ないんだよの代表みたいなコップ理論。
私もそうだった。そうやって生きてきた。

「半分しかない」派だった。
いつも心配で不安。できるだけ落ち度のないように対策して生きるタイプだった。でも失恋がきっかけで「半分もある」へ派閥変更したのだ。



②まさかの失恋

再会したいと思い続けた相手と3ヶ月ぶりに48時間だけ会えることになったのだ。しかし再会直後、相手はこれから想い人のところへ向かう決意をしたと告げたのだ。「私との再会」は相手にとっては目的地の道すがらにある寄り道みたいなものだった。私にとってはこれから一生一緒にいようぐらいの心の準備をして臨んだのに。まるで空振りだった。そしてその衝撃は、正に真っ逆様に谷に落ちていくようだった。思い描いたようなラブラブな再会はなく、まさか失恋した相手と48時間過ごすになってしまったのだ。
さぁどうする人生ゲームが始まってしまった。

結論から言うと、
気分を切り替えることに成功し、めちゃくちゃ楽しく過ごせた。
どうやって切り替えたのか?それについて、お話ししよう。


③さぁどうする人生ゲーム

48時間一緒いるこのゲームは2択だった。
/そのまま暗い気持ちのまま超ダークに過ごす
/気持ちを切り替える

振られた直後は「コップに半分しかない」派マインド。

「悲しい。どうしようもない。
目の前にいるのに、やっと何ヶ月も待って会えたのに。
話したいこともたくさんあったのに、どんな顔して過ごせばいいの。
予定を早めて撤収しちゃおうかな。」

半分しかない派



でも本当に、このままダークに悲しんで過ごすだけで良いのか?
と自問した。


すると、
「いやっ!待って!!もしかして、私めっちゃラーッキーなのでは?!」と思い始めた。

私を振った形になっているのは相手であって。
気まずいのは、むしろ向こうの方なのでは。

あんなに再会を待ち侘びた人と会えているんだぞ、今。
3ヶ月待ち望んで願い続けた一緒に過ごすが叶っているんだぞ、今。
48時間も一緒にいられる奇跡の真っ最中だぞ。

この再会の日までの3ヶ月間はとっても幸せだったよね私?
好きな人が生きてる世界っていいな。
同じ時代に存在していられることって幸せ、、だったよね?

一生に1度しか会えなかったとしても、
相手が与えてくれた言葉や考え方、経験、相手の存在自体が希望だった。
全てが宝物だよね?貰いっぱなしじゃないか。

「ラブラブに過ごしたかった」なんて「今に無いこと」に引っ張られて落ち込んでる場合じゃない。
与えられてきたこと(過去分)と与えてもらっている(現在進行形)
そのどちらにも感謝しかない。

今 触れられる距離にいる
今 声がお互いの体に響くように向き合える
今 目を見て話せる
今 変わっていく匂いを感じ合える

半分もある派

「コップに半分しかない。」派で生きてきた私が
「コップに半分もある。」と切り替えらてたマインドセットの瞬間だった。


④ナチュラルハッピーバイブス

「あなたと過ごせる時間が48時間もあるっ」
「今ある喜びを」「今、いっぱいい噛みしめるんだーっ」

真反対に気持ちを切り替えようと、無理やり思い込ませたのではなく、
よくよく振り返ってみれば、与えてもらっているものばかりだったことに気づいた。まさに願いが叶っている奇跡の最中に「コップに半分もある」と思えたら、もうそれはハッピーだった。



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