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就職について思うこと

■ 就職は慎重に!

あなたは趣味を持っていますか?
悲しいことに私には、無かったです。
おい、おい!就職と趣味って関係なくない?って思いますよね。
でも意外と就職してから趣味を作るのって、なかなか大変なんです。

就職する前の学生時代から趣味がある人は、ある意味幸せだと思います。
就職してからは、趣味を見つけたくても仕事に忙殺されて、見つける気力も起きなくなったりしますからね。

私が就職した平成元年頃は、朝から晩まで一生懸命働くのが当然と思っていましたし、休日返上で仕事なんてこともざらにありましたし、いざ休みの日は、平日の疲れをとるために、本当によく寝てました。

いま思えば、なんてもったいない時間の過ごし方をしていたのかと反省。あの時間は、二度と戻ってはこないのです。

仕事が第一、私生活は二の次、三の次が当然の時代でした。いま令和の時代から見たら、それは異常な時代だったと思います。
そして、『井の中の蛙、大海を知らず』で、閉ざされた会社という組織の中にどっぷりと浸かってしまった蛙は、大海に泳ぎ出す気力もなく、ただぬるま湯に浸かって毎日を平々凡々と何も考えずに、のぼせた蛙になるまで浸かりきってました。

そもそも、大人になったら何になりたいとか、◯◯会社に就職して◯◯したいとかのビジョン的なものが何もないまま学生時代を過ごしていたのが、後悔の始まりだったと、自分の人生を振り返って思いますね。
そして、安定志向の私は、そのまま古風な大企業の世界に入って行ってしまいました。

昨年、その古風な会社を早期退職しましたが、色々と勉強になることもありましたが、やはり総じて自分が望まない仕事や、自分で一緒に働く仲間を選ぶことができない環境、実力主義というより協調性や和を重んじる体質は自分には合わなかったなということです。

上司に媚びたりするのが苦手な私は、若い頃は無理して上司を立てたり、ご機嫌とったりすることもしてました。そうすることで上司の気分が良くなって、職場の雰囲気も良くなるし、仕事もスムーズに進みますからね。
でも、自分もいい年齢になってくると、そんなの馬鹿らしく思えてくるんですよね。

そもそもですが、人として自分の機嫌なんて、部下にとらせるんじゃなくて自分自身でとろうよ!って思うんですよね。
出勤して、職場で部下たちからチヤホヤしてくれるのを普通だと思ったら、大間違いで、そんなの当たり前と思っている方は、はっきり言ってバカですね。
だいたい、部下が上司をチヤホヤするのは、上司の肩書きやポジションに対して敬意を払っているだけで、その上司自身の人間性や人となりに対して払っているわけではないことを理解してない方って、意外と多い印象です。


■ 1ケ所に留まらなくてOK!

私が就職した時代と、現代はかなり転職に対する考え方も変わってきましたね。
とりあえず当たりをつけて初めて就職した先が、期待はずれだったりすることも多々あると思いますが、そんな時は思い切って転職してしまった方が自分自身のためになると思います。

今は我慢する時代じゃないですからね。
● こりゃダメだ!こんなバカ上司の下で働くのは御免だ!
● こんなブラック企業にいたら体壊しちゃうよ。
って感じたら、ストレスで心身が崩壊する前にさっさと辞めて、次に行くのがお利口さんな人の生き方なんじゃないかなって思います。自分の身は会社は守ってくれませんから、自分の身は自分で守りましょう!

私がもし、いま20代・30代なら転職をたくさんしたと思います。レベルが違ったり、価値観や考え方が合わない上司や社風だったら、ある程度で切り捨てて、どんどん転職して、どんどん自分自身に磨きをかけていきますね。レベルが高くなっていく自分を想像するとワクワクしませんか?
そうなると当然付き合う人たちも以前の人たちと全く違うタイプの人たちと出会えますからね。ワクワクしますよね。


■ 同じエネルギーを使うなら

転職=めんどくさい・怖い・不安ってイメージがありますよね。
私もそう思います。まして、働きながら次の転職先を探す活動って、相当大変だと思います。
でも、『自分の人生は一度きり!』なんですよね。
やるかやらないかの決定権は自分自身にあって、他の誰かが決めるものじゃないですからね。

自分自身を高めたい。もっと条件の良い職場で働きたい。もっとカジュアルな環境の職場で働きたい・・・そんな風に考え始めている人は、もうそろそろ転職活動を始めてもいい時期になっているんじゃないかなって思います。

転職するには、それなりにエネルギーを消耗しますが、嫌な人間、嫌な会社、嫌な仕事をお金を稼ぐためにエネルギーがを使い続けるくらいなら、自分のやりたい仕事や分野を見つけて、そっちの方向に行けるようにエネルギーを使うことの方が、確実に自分の理想とするライフスタイルに近づくことができる努力と言えませんか?

同じエネルギーを使うなら、ぜひそっちの方向に使った方が、何十年後かにあの時の判断は正しかったと思える時が訪れるのではないでしょうか。



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