見出し画像

今日のお客様の話

今日は土曜日でしたので予約は1日満員御礼。
大変ありがたい事でございます。

今日のお客様は
インド人
インド人
シンガポーリアン
シンガポーリアン
中国人
シンガポーリアン
の計6人でした。

多国籍なシンガポールでは、本当に色んな国からのお客様がいらっしゃいます。
基本は英語でのコミニケーションですが、それぞれの国によってアクセントや訛りがある為、とても苦戦します(汗)

海外で働いていると、ほとんどのお客様は癖っ毛なので、ブローでどこまで艶が出せるかが非常に重要かと思っております。

今日のインドからのお客様は、先月ウェディングが終わり、長がった髪をようやく切れるとの事で、いらして下さいました。ベースでハイライトが入っていて毛先はダメージが蓄積していたので、長さは落とし、広がり過ぎないような低めのレイヤーをご希望でした。

ベースカットを終えてからブローでしっかり髪を伸ばし、そこから質感調整に入ります。でないと癖が強すぎるので、毛先の質感など全く見る事が出来ないのです。
海外で働きたいと考えている美容師さん、ブローの練習はマストです!(自分もですが)

ありがとうございました😌

とにかく仕上がりはとても気に入ったみたいで、I Love it ❤️ と言ってお帰りになられました😉


そして、本日最後のシンガポールのお客様。
彼女は私にレイヤーのスタイルの写真を見せてきて、こんな感じ↓で軽くしたい、重たいのが嫌だ、と伝えてきました。

こちらはイメージ写真です。
ネットから拝借しております🙏

写真もご用意頂いたのでサクサクと切り進め、
最後にブローでスタイリングをした後
「How is it?」
と聞くと
「もっと軽く、、、ボーイッシュな感じのしてと」

話を聞くと彼女は実はトランスジェンダーだそうで、男の子のようなクールなスタイルが好きとの事。


はい。また1から切り直しでございます。

レイヤーの入ったウルフのようなスタイル

はゴールが2パターンあると個人的に思っています。
①レディースのウルフのように、丸みを出して、可愛いらしさを出して、頭の形を綺麗に見せるスタイル。

②ボーイッシュな、レイヤーが全て軽さがしっかり入り、ワックスを付けたりした時に動きが出やすいようなスタイル。

彼女の希望は完全に②でした。

彼女自身見た目が女性だった事。
用意して頂いた写真がレディースのヘアスタイルだった事。
から①がゴールだろうと切り進めていた僕のせいで、結局倍ほどお時間を頂いてしまいました。(2スタイル分切ったからね)

シンガポールで働いていると、LGBTQの方は多いなと感じます🏳️‍⚧️

髪型も多様性の時代。
しっかりその人のなりたいゴールは、可愛いなのか、格好良いなのか。
当たり前のことですが、改めてしっかり確認するのはとても大切な事だなと、改めて思った今日この頃でした。

かなり軽くしましたので、大量のヘアーです

明日もお仕事頑張ります!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
是非最後まで読まれた方は スキ を下さいね😊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?