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Bucket Listを実行する意味と価値と目的

「願はくは花の下にて春死なむ その如月の望月のころ」

西行が詠んだこの晩年の句は、
高校生のとき知り

とても美しい死に方に感じられ

いつか自分が死ぬ時は
そういう死に方をしたい
と思いました。

でも

まだまだ死は遠くて
実感があるわけもなかったけれど

今年の春に
満開の桜の中を旅したときに

西行の句を思い出しました。

それから
人生にバイバイするとき
後悔のないよう

やりたいことだけに
意識を向け
Bucket Listを考えて
今一つずつやっています。

今までずっと

やらなければいけないこと
やってはいけなこと

このことだけに

囚われて生きていたわけでは
ありません。

でも
数年前に

日本人女性はこうあるべき
という良妻賢母像に強く縛られていて
妻として生きることと
母として生きることや

親孝行する品行方正な娘でいること
必死に働く優秀な社員でいることに

囚われすぎていました。

他人がどう捉えるかばかり気にして
いました。

3年前に
人生の最期はやりたいことを選択して
大きな決断をしたつもりでしたが

曖昧で中途半端でした。

やりたいことをやろうとすると
誰かを傷つけてしまったり
捨てなければいけないこともある。

Bucket Listを考えることは
そういうことに気がつくことです。

自分のやりたいことだけを考える
Bucket List

自分の人生の意味と価値に気づかせてくれますが

人生はいつ終わるか分からない現実

今出来ることは今しか出来ない。
このことに気づかせてくれることが
1番大きいのかもしれません。

3ヶ月後に
今1番やりたいことする。

これが今の私の人生の
大切な目標。

3ヶ月を楽しみに準備するだけでも
もし今、突然命を失っても
後悔はありません。



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