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1年半で大学病院をやめた

 1話からのつづき。 

 このnoteでは自分の過去をお話しています!
 特に興味なければスキップしてください。
 将来の事業の為、クライアント様向けに
 自分がどんな人間か、知ってもらうためのnote。
かつ、私の自信の過去を整理するための
noteです。

   今回は看護師1年目のお話をします。

希望がたくさんの新人看護師さんとか学生は読まない方がいいかも…


 大学病院の急性期病棟に配属になった私。
 まーまーそれは想像以上に壮絶な日々…

 よくある1年目の洗礼
 それは 
 『ナースコールをひたすらとる』

沢山のルート(点滴)が繋がってたり、気管切開してたり…

そんな患者さんがたくさんいるなか
右も左も分からないのに
ナースコールをひたすら取りました。

特におぼえてるのは、
患者さんが目の前で、
気絶されたり、心配停止になったり。
ほんと看護師でも焦るシーンです。

何とかその日をやりきる。
そんな日々がありました。
夜には思考が停止し、
お風呂場でジーッと動かなくなってしまう日も
ありました。(無意識でした)
病院の寮生活だったので、
四六時中救急車のサイレンが聞こえました。
ナースコールの幻聴も聞こえてました。

そんなある日。

1日の受け持ち患者も日に日に増えてました。

勤務交代前に、立て続けに受け持ち患者さん複数で点滴が漏れたり、追加処方の対応だったり。
よく覚えてませんが、夜勤の先輩へも引き継げず、怒られ、指導の先輩にも怒られ。
ナースステーションで号泣。。
どうしていいのか分からなかった。
トイレに引きこもったのを覚えています。

     

そしてそんな毎日を送っていても、
人間どんどん適応していくんですね。

仕事仕事仕事。仕事はだいぶ慣れてきました。
でも家では相変わらず、思考停止してるので、
部屋は汚いし、カビは生えるし。
掃除も食事も外出も、何もやる気が起きませんでした。今となっては鬱だったのではと思います。

2年目になり、仕事はだいぶスムーズに出来るようになりました。嬉しい!、、、あれ?

そこでふと自分のことを考えました。

 楽しくない。

仕事はこなせるようになってうれしい、
でも、楽しくない。

サクサク仕事をこなす
機械みたいになってる。
感情が湧かない。
帰ったら寝る。
起きたら出勤。
その繰り返し。

 自分がここにきて何がしたかったのか、分からなくなってしまいました。仕事が出来るようになっても、『これから先輩みたいになれるぞー!』って嬉しく思わなかった。
むしろ嫌、なりたくない。

こんな状態で、看護を続けるなんて無理だ。人間味がなくなる。私には向いてなかった。

そこで退職を決意しました。

てきとーに理由をつけて。なんとか。

 両親に相談の電話をしましたが、
『頑張りなさいよ』の一点張り。
電話を一方的に切りました。
娘がすぐ仕事辞めたとなれば体裁悪いもんね。

有り金握りしめて、寮を出て、引っ越しました。
転職先も、引っ越し先も
1日であっという間に決めました。
(なかなかの行動の早さ💦)
※家のなかが汚すぎて、
出る時寮母に怒られました…。

看護師1年目がみんなこんな感じかといわれれば、ノーです!
とても仕事が出来て、やりがいを感じているかたもいます!むしろ尊敬!
これは私個人の例なので👐💦

社会人になりたてってホントに辛いこと沢山ありますよね。周りにサポートしてくれる人が沢山いればどれだけ心強いか。
強がらずに、
周りの人に頼っていいって思います。

自分のこどもが将来苦しんでたら、
全力でサポートしたいし、辞めていい、
逃げていいって伝えたいです。
人生辛いことを我慢する必要ないと思うし、
苦しんでる時間が長いと、正しく自分の心を認識出来なくなるんだなって学びました。

かなり暗い内容になってしまいましたが、
この経験もそれなりに今に繋がってます。

次回は耳鼻科小児科クリニックへ転職の話です。
ここで小児看護の楽しさを知ります。

 今回もお読みいただきありがとうございます!
こんな経験してる人だって『ふーん』くらいで思ってくれるだけでいいです😊

小児看護(外来中心ですが)に出会うきっかけになった出来事でした!








 


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