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noteからしばらく離れてみて、「noteを続けたから起きた大きな変化」に気づけたこと

しばらくnoteから離れてみて、いろんな言葉を出す余裕がないほど、自分が目の前のことでいっぱいになっていたことに気づいた。毎日更新していたnoteをちょっとお休みしてみて、自分も子供たちも、そして、関わる人も大きく変化した。

noteから離れたから変化したのか?

というと、そうではない。

noteで毎日いろんなことを発信してきたことで、自分が行きたい方向を見つけることができた。そして、発信していたからこそ、関わる人の変化も起きた。

ただ、あまりにも、10月以降の3ヶ月くらいでやるべきことが増えすぎて、言葉にする時間がなかった。

ただそれだけなのだ。

久しぶりに書いていて思うことは、

言葉にすることで、自分を客観的に見ることができる。

それは、自覚していない本心にも気づくことができる大切な自分との時間のようにも思える。

でも、noteを書かなかったからと言って、自分との時間を蔑ろにしたわけではない。

実は、ガッツリ向き合うはめになった。

それは、長年、片づけたくても片づけられなかった物。洋服や手紙、本、などなどを片付けた時だった。

9年という時間の意味

片づけていたようで、目の前のちょっとしたものしか片付けられなくて、大きく見直したのは9年ぶりくらい。

9年という時間は、私の人生にとって大きな変化が起きた時間だ。子供たちが学校に行けなくなり、別居して、離婚して、そして、移住をした。

なんだか、マイナスなことばかりに見えるかもしれないけど、そんなことはない。

楽しいことよりも辛いことの方が何百倍も多かった。それでも、必要なことだったのだと思っている。

なぜなら、ずっと自分の中で気になっていた、いろんなことの答えを見つけることができたから。

そのために、

手放したこともある。
諦めたこともある。
悔しい思いもある。

だけど、今の自分や子供たちを、あらためて見てみると、

ここまでやったから今があるんだ

と思える。

何があったのか。

ざっくりいうと、自分たちの居場所を見つけ始めたのかもしれない。

子供たちが学校に行けなくなって、なんとか生きていくために、学べるために、移住を選択した。

でも、現実はそんなに甘くなくて、つい最近まで、

地球上に自分と子供たちしかいないんじゃないか

と思うほど、社会と繋がることはとても大変で、見えない壁がいくつもあった。


どうして、私の子供たちは家で辛い思いをしているのだろう

と、すぐ目の前に、楽しそうに遊ぶ子供たちや、部活を頑張っている姿を見るたびに、外へ行くたびに、SNSやテレビのニュースを見るたびに、思い知らされたから。

そんな状態が変化しはじめたのは、2020年3月以降。

コロナで働くことも学ぶことも、いつもの状態ではできなくなったとき、「オンライン」という道具が急速に広がり始めた。

私も子供たちも外に思うように行けない、人と会えないことが普通になって随分時間が経っていたので、大きな変化はなかった。

それよりも、今まで諦めていたことができたり、学べたり、というチャンスが増えた。

2021年になって、少しずつみんながリアルな場に戻りだしたとはいえ、オンラインがゼロになったわけではない。

ここには大きな考えの違いも見えてきているけど、近い考えの人が見えてきたことで、学ぶことも働くことも大きく変化してきている。

私にとっては2021年は働き方についての考えが近い人との出会いが増え、10月には5年ぶりにSNSがきっかけで再開した。そして、現在、仕事の内容がより専門的になってきた。

それだけではない。

ずっと気がかりだった、

私の子供たちがどうやったら働くにつながるのか?

の見通しも立ってきた。確定ではなくても、そこに選択肢があるかもしれないとわかっただけで、こんなにも気持ちが楽になるのかと驚いている。

それもあって、年末、捨てるに捨てられなかったものを、ちゃんと見て捨てられたのだと思う。

まだ、完全に捨てられたわけではないけど、私にとって大きなきっかけになった。

2022年は新しい場所へ

今いる場所に移住してきて6年が経った。社会人になって、そして、子供が生まれて、こんなに長い時間、同じ場所に住んでいるのは、実は初めてだ。

だからなのかと思っていたのだけど、そうではなかった。

2021年の大きな変化と、子供たちが高校と大学に進学する気持ちが固まったことで、生活拠点を移す時が来たと感じている。

住みたい地域は決まっているので、あとは、タイミングと引っ越し費用と、住む場所だけ。
目標は2022年6〜7月くらいを考えている。ちょうど、子供たちも新しい環境に慣れてくるころだから。

幸い、通信制の大学と高校を希望しているので、住む場所は自分達が住みたい場所に住める。ちなみに、私もテレワークのみで仕事をしているから支障がない。

大人になって、借りる家は自分で決められても、住む地域は自分で決めたことはなかったので、今回が人生初めてになる。

それだけで、何とも言えない気持ちになる。

この気持ちを以前だったら「ワクワクする」と表現していた気がする。でも、今は何だかあわない。

楽しみではあるけど、同時に緊張もしている。それも、かなり。

なぜなら、環境が変わることが全ていい方向に出るとは限らないから。

「じゃあ、今いる場所にいればいい」

と思うかもしれない。

今いる場所にいることは安定している状態がしばらく続くかもしれない。だけど、私にとっても子供たちにとっても先が見えない気がしている。つまり、伸ばせられるはずの力が伸びないかもしれないということ。

色々考えてみて、今いる場所に留まることはリスクの方が大きいと判断して、生活拠点を変えることを決めた。

とは言っても、少し前までは、引っ越しは考えられなかった。

それだけ、2021年は子供たちの成長が大きくて、「ここではもう対応できない」と明らかになったからだと思っている。

いつも私にとっての原動力は「子供たち」。でも、よく考えると、それはきっかけであって、自分の中で燻っている「何か」を気づかせてくれているのかもしれない。

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