漫画(絵画)と食事の盛り付けとの相関関係
国民全体的にみて、日本人は世界のどの国の人よりも読書量と絵画(漫画を含む)を読んで(見て)いる人口が多い。これが様々な美的センスに影響を与えているのだ。絵や写真は多く考察や鑑賞すればするほど美的センスは磨かれていく。もちろん漫画だってそうだ。私は常々、漫画は漫画と言わず小説の絵画の合作だ言うべきだと感じている。説画とでも呼んだ方が良いのでは?と。これらを少年少女時代から読む訳だから、読書量も必然的に多くなるのだ。なので、人口一人当たりの読書量は世界一だと思うし、絵画を閲覧する量も世界一だと思う。
ここからは、国民全体の美的センスの話になるが、フードクリエイター、シェフ、大将、様々な食文化に関わる人も、美味しい味付けの後に、盛り付けにも拘る。キャラ弁と言う文化も日本発である理由だ。海外の多くの自前の料理のインスタグラムへの投稿を見るが、酷いものだ。しかし、日本人の多くの主婦が綺麗に盛り付けが出来ている理由もそこにあると考えられる。もちろんプロで学んだ人には勝てる訳では無いが、極普通の庶民であっても、最低限の盛り付けをすることが出来ている。その美的センスは、少年少女時代に磨かれたものだと言える。それは国民平均的にその美的センスを持ち合わせたものであると言えるのだ。また、人を説得するには『百聞は一見に如かず』に通じるのも大きいのかもしれない。しかし残念ながら、この『百聞は一見に如かず』はロー・コンテクスト文化圏では、まったく理解されていない。
※写真、スーパーで30%から40%引きで買った様々な寿司パックを並べたもの。
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