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ドローン型プライベートカーが自動車の様に普及しない訳

ドローン型のプライベートカーの将来の夢はある。交通渋滞を気にせず好きな場所へ3次元のアクセス方法で移動出来る世界の実現だ。多くの企業が開発へ積極であり、ベンチャー企業も多い。事故回避もAIと様々センサー搭載で上下左右、回避可能なので、自動車のように決まった道路の中で交差する方法移動手段とは異なるので衝突事故は殆ど起きないだろう。運転も自分ですることより、マップに目的地をセットするだけで、オートナビゲーターのように運転をせずに飛ばす事も可能だ。では、何が問題なのか?整備とメンテナンスが問題なのだ。ヘリコプターやプライベートジェット機などは、必ず定期検査以外にも出発前の点検などがある。つまり、センサーの故障、モーターの故障など、止まってしまえば、必ず落下する。自動車にエアバックが当たり前に搭載されているが、ドローン型のプライベートカーはパラシュートが搭載されると考えられる。しかし、空を飛行中の場合、メンテナンス不良は落下すれば殆どが死に直面する。空という場での故障はすなわち落下するのだ。パラシュートも開く開かないなどがある。もちろん、落下した場所が家や工場、ビルディング、森や山脈、海や湖などなどが想定出来る。空の世界は道路や高速道路のようなインフラが整備が必要ないので、そちら側の開発、研究費用をドローン型のセンサーなどの研究費に回すことは可能だろう。しかし現在の自動車、購入者は殆どメンテナンスを必要としていない。日曜日に洗車をたまにする程度だ。だが空を飛びまわると言うことは、故障は死に直面するということなのだ。
※写真はロールス・ロイス社のコンセプトのドローン

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