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動く習慣付けの一歩

運動から云十年遠ざかってる人や
運動と縁のない人生の人
そもそも運動が嫌いな人に
【運動習慣】をつけようとすると
ハードルがグンと上がる。


それはどういうことかというと
①1回30分以上
②週に2回以上
③1年以上の継続
これが厚生労働省が掲げている
運動習慣の定義ではあるが
運動に限らず
子供の頃から動く習慣がなかったり
動くのが嫌い・苦手な人に
この運動習慣を
いきなり付けようとしても
「なかなか続かない‥」ということに
なりかねない。

と、いうより
現実的にそんな人達を
指導現場では
たっくさん見てきた。

20年近い現場指導から
様々な年代の人達と関わり
運動が継続できない人の傾向から
よーく学んできた。

私がフィットネス業界で
伝えていきたいこと、使命は

運動習慣がない人のための
動く習慣付けの入口になること


もっと体を作りたい!
もっとブリブリのお尻にしたい!!
キレた体を作りたい!!
こういったスタジオは山ほど
たくさんあるから
私の所は
運動習慣をつけるための
初歩の初歩。

まずは入口としてやってます。


私の2020年までの19年近い指導は
グループレッスンが主だったので
良くも悪くも対象がギュッと絞りにくい
ところがあった。

運動が継続できない人の傾向

私がいつも気にかけていたのは
運動が継続できなくなった人だ。

様々な生活事情もあるとは思うが


運動開始からまずは一ヶ月が
1つの山場で
ここで諦めてしまう人もいる。

運動がこれまでの生活や
人生にないゆえに
「疲れ過ぎて何もできない」
「家のことが出来なくなった」と
自分の健康作りを優先ではなく
家族からどう思われるかを
大変気にされて
自分だけ
「昼間に呑気に運動しに行くなんて」と
罪悪感を感じるのは50歳以上の
主婦層に多い。


中には
「風邪をひいた」
「腰が痛い」
「膝が痛い」などの
体調等をキッカケに
足が遠のく人も。

そりゃ、そうなのですよ。
これまで動いてこなかった体に
「動く」ということを
取り入れるわけですから
体には負荷がかかります。

運動することで一時的に免疫力が低下し
風邪をひきやすくなるのも事実。
弱っている筋肉や関節に負荷をかければ
痛みも伴うことがあります。

この体の辛さや痛みのレベルは
症状の詳細にもよることで
個人差があり
一概には言えませんが

「動く」こと
すなわち日常でできる運動くらいは
取り入れなければ
老化の一途を辿るのは
目に見えています。

これが運動開始から1ヶ月くらいの
山場。

ここを乗り越えれば
もう大丈夫!!!
とはいかず

次に来るのは3ヶ月(笑)
おお、もう安定して
継続できると思いきや、です。

グループレッスンの時の指導は
この3ヶ月くらいの励ましや声掛けを
特に力を注いでましたね(笑)


その後は
・病気、怪我
・介護
・家族の事情で忙しくなる

により運動が継続できなくなるケースが
ポツポツ。

こうやって20年近く
スタジオという現場に立ち
たくさんの人達が成長の形で変わっていくのも
見てきた反面
ここに書いたように
「運動が継続できない人」というのも
たくさん見てきた。

書いて見て改めて気づくのは
共通した子供心が運動をさせないように
足を引っ張っているということ。

運動をさせないように
「風邪をひいたり」

運動をさせないように
「怪我をしたり」

運動をさせないように
「忙しくなる」

運動させないように
「世話する人が現れる」

共通して見える思考が
なんとなく見えますか?


運動が続けられない人にオススメしたいこと

「動く」ことが人生にない人が
「運動」をいきなりしても
「苦行」にしか感じない人もいるだろう。


「運動」とは本来
体を作り
未来の健康を自分を作り
爽快感の得られるものだ。

だからまずは日常の中で
基本となる生活強度以上の負荷を
体に与えてあげることから
始めればいい。

「運動」は

こんな激しいスポーツだという
思い込みはありませんか?

「このくらいやるのが運動だ」と。

運動=スポーツ

という思い込みを
一旦やめて

運動≠スポーツ
運動=「動く」こと
に書き換えてみましょう。


それでも

このくらいはやらないと‥」
意味がないと思いますか?

エアロビやダンス系をガンガン
指導している私が言うのもなんですが(笑)

もしくは

自転車くらいは漕いで
「汗をかかないと‥」と
運動の意味がない、
そう思われますか?


運動と云十年も縁がなく来た方
運動が苦手な方
運動が嫌いな方
動きたくない方


これらの方にオススメするのは
先に書いた通り
まずは日常生活強度以上の負荷を
日常の動作の中で取り入れていく。

無意識な行動
「意識的に動く」ことで
運動に変えられるのです。

ここにプラス
思考(頭)を柔軟にするために
ストレッチを取り入れる。


「これだけ?」
これだけでいいから
まずは始めてみましょう。

「これで痩せますか?」は
行動が変われば生活も変わるので
可能性はありますが

そもそも
「これで痩せられる」前の段階であること。

どんなに技術が進歩しても
どんなに医療が発達しても
あなたの体は
あなたにしか作れません。

それでもやっぱり
動くことが習慣にできないときは
個別レッスンでサポートしてますよ!!

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