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傾聴を教える順番:①基本マインド編

コンサルさんから出ている宿題をnoteを書きながらまとめようと思う。
何か気づきがあるといいな~と思いながら自分の頭の中を見える化して行こう。


①「やり方」より「在り方」

傾聴はマインドが超大事!「聴き方」は二の次

私のストアカ講座を受講しに来た人から、傾聴・カウンセリング・コーチングなどの教育機関の話をよく聞きました。その人達がどういうことをいっていたかというと

  • 学べば学ぶほど傾聴が分からなくなる

  • 傾聴を学ぶ前の方が聴けていた気がする

  • 何をもって傾聴というのか分からない

  • 傾聴の軸が分からない

上記のような話を聞きました。これはまさしく「聴き方」をいじくられている証拠。

  • 相槌のバリエーションを増やしましょう

  • 質問は10分に1回はしましょう

  • その人の話の主訴を掴みましょう

  • 5分に1回は要約しましょう

上記のようなことを言われて自分のする事ばかりに気を取られて目の前の人の話を集中して聴けないように教わります。全くもってひどいもんだ!これでは傾聴やカウンセリングの被害者が後を絶たない訳ですね、困ったもんだ。

傾聴はマインドが超大事。超超~超超~菜の花に止まれ~♫というくらい超大事。



聴き手が心がけるマインドとは?

それでは聴き手のマインドは具体的にどういうことなのか!?

  1. 逃げない

  2. 全部受け止める

  3. 絶対的超味方

  4. 安心、安全な安全基地

  5. 話し手の弁護士

話し手がメチャクチャ強い感情をぶつけてきても、どれだけ暴力的な言葉を言っても、どれだけ罵詈雑言を浴びせてきても逃げないで全部受け止めます。

日本中が敵に回っても、全世界が敵に回っても、全宇宙が敵に回っても、神様仏様女神様が敵に回っても、聴き手は絶対に話し手の味方でなければなりません。

これがどれほど難しいか!?テキストを読んで分かったつもりになっても、実践では絶対にできません。強い感情をぶつけられれば脳が悲鳴をあげて反抗したくなりますし、自分の考えや思いが頭に浮かんできてついつい反論したくなります。

分るとできるとは違うという典型が傾聴なのです。傾聴はマインドありき!これを強く頭に叩き込んで欲しいと思います。

②傾聴上達は「ジョギング」と同じイメージ

「ジョギング」と一緒

傾聴能力を上げていくイメージはジョギングと同じです。えっ!?っと思った方もいるでしょう。人の話を集中して聴き続けるというのは大変な作業です。慣れないうちは5分もすれば脳が疲れてきます。

脳が疲れてくると聴くのがしんどくなってきます。しんどくなってくると、自分の意見を言いたくなったり、イライラしてきて話を聴くことに集中できなくなります。

脳が疲れてしんどくなりイライラしてきても目の前の人の話は止まりません。そうなると防衛本能で話し手を攻撃したくなってきます。実際、私はこういう聴き手に何人もあたってきました。

いつの間にか話し手と聴き手が入れ替わってしまうことはざらにあります。

ジョギングも最初は1分間も走れば息切れするでしょう。脚も疲れて走るのを辞めてしまいます。しかし、継続して走っていると息切れもしなくなり走る距離も伸びていきます。

傾聴も同じです。継続すると脳も疲れなくなり聴き続けられるようになります。「傾聴のスタミナ」がついてきます。

1分→3分→5分→10分→15分→20分→30分

スタートは1分間の集中傾聴から始めて、ゴールは30分間の集中傾聴を目指しましょう。30分間集中して傾聴できるようになれば、あなたは周りの人から「話を聴いてくれる人」と認識されます。

それは「相談するなら〇〇さんだよね」という信頼になります。人は自分の話を聴いてくれる人に相談するものです。





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