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人は自分の話を真剣に聞いてくれる人の言葉しか耳に入りません

目の前の人にアドバイスをしたかったら、ひたすら真剣に話を聞き続けましょう。ただただ聞き続けましょう。これだけです。

なので前もってアドバイスすることを考えなくてもいいんです。これはわたしが二人の女性に言われた経験から出した結論です。

1・わたくしアドバイスしましたか?と聞きなおしました

数年前にわたしは2人の女性から全く同じことを言われました。カウンセリングではなくプライベートです。

「森さんはアドバイスしてくれるから」

こう言われた時にわたしはビックリ仰天雨あられでした。自分が何を言ったか全く覚えてなかったからです。なので

「おれ、アドバイスしたの?」

と聞き直したくらいです。2人とも

「うん、してくれる」

と全く同じ答え。わたしは不思議で不思議でしょうがありませんでした。どれだけ思いだしても全く何を言ったか思い出せないからです。

そもそもアドバイスなんて大嫌いなわたしです。空手をやっていた時にアドバイス好きの先輩からよくいろんなことを言われましたが、聞いて有難がるふりをするのが億劫でした。

こういう経験からもアドバイス好きの人の話を聞くのは苦痛なんだと分かってました。

2・ひたすら真剣に話を聞き続けただけ

2人の女性にわたしがしたことは、ひたすら真剣に話を聞き続けただけです。そこで思いました。

自分の話を真剣に聞いてくれる人の何気ない一言二言って耳に入るんだ

こういう答えになりました。こうとしか考えられません。

ビジネスでやっている傾聴でも全く同じです。最初の1時間位は利用者様はひたすら話続けます。そして1時間を過ぎるくらいから、こちらの話が相手の耳にポツポツと入り始めます。

これは頭の中が感情や話したいことでパンパンだったのが、ひたすら話続けることによってスッキリして、こちらの話を聞き入れるスペースが脳の中にできた、とわたしは考えてます。

3・アドバイスをする時のまとめ

自分の話を相手の耳に入れたかったらアドバイスする時間の10倍は相手の話を聞きましょう。聞いている時間は、相手の耳に自分の言葉を入れる準備時間と考えてください。

人は自分の話を真剣に聞いてくれる人の言葉しか耳に入りません。相手の話をなにも聞かないでアドバイスをしても相手は聞いているふりをしているだけです。

内心、いやでいやでしょうがなく聞いてるだけです。本音は苦痛だと思っていますから。

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