2024年8月15日(水) 猫の白い腕が伸びる寝室、推しの退団、その他日記とか

 朝はご飯食べて気が付いたらお昼になってるし、午後も休憩してるとあっという間に16時になってる、夜は猫が興奮するから夜更かしできないし、なーんにもできないねー、という話を母とした。


 なーんにもしない夏休み。
 多分夏休みの10%は「猫が脱走しないように網戸の前で張る時間」が占めている。

 せめて実家にしかない本でも読みたいけれど、気が付いたら自分で持ってきた本を読んだり、PCをいじったり。だからせめて日記を書く。



 お盆らしく親戚の集まりに行った。
 多分仕事を辞めているはずの人がまだ勤め続けているていで話をしていたり、私自身もこの春転職と転居をしているのだけど転職のことは触れられず勤務地の話だけされたり、あれっと思う場面多々あり。

 後から父に聞いてみると「誰がどこで働いてるかなんてよくわかんないよね~」とのこと。よく考えたらそうだ。

 この絶妙な興味の無さと踏み込まない距離感がなんか面白かった。



 そういえば数日前、宝塚のご贔屓である凪七瑠海ちゃんの対談発表がある。

 かつて月組で同じ2番手だった珠城さん、美弥ちゃんが退団してからも劇団に残っていたから、なんとなく轟悠さんみたいなベテラン専科さんになるのかなってイメージがあったんだけど、退団されるんだね。

 在団中は突然のシシィ抜擢とか大変な時もあったと思うけれど、今では舞台人としての実力の面でも、下級生から慕われる人格者という面でも退団を惜しむ声が上がっていて、さっすがーという気持ちです。(ご贔屓のことが大好きな気持ちは他人に評価されようとされまいと関係ないですが)

 発言とかから人間としてもとても誠実で人格者なんだなぁと感じていたので、そういうところが評価されているのも嬉しかった。

 瑠海ちゃんが今こんなに退団を惜しまれているのを見ると、人間は唯一無二になろうと突飛なことをしなくても、目の前にあるやるべきことを誠実に着実にやっていくことで、気が付いたらかけがえのない唯一無二になっているのかもしれないと思わされる。

 瑠海ちゃん、今までお疲れさまでした。沢山の夢をありがとう。
 限りあるタカラジェンヌとしての時間を楽しんでね。
 そしてできれば退団後も外部の舞台に出続けてくれるととても嬉しいです。



 夜中、部屋の扉のガラスが揺れる音がして目を覚ました。
 引き戸の隙間から猫の白い腕がにゅっと伸びていた。網戸を開けて寝たいから、猫が部屋に入らないようにしていたんだけど。

 ということで猫が寝室にやってきたので、しばし布団から起き上がって猫の活動を眺めている。(AM1:00)

ここまで読んでくれたあなたがだいすき!