まずそこに感情があり、感情をもっともらしく見せる理由を作り出す人間たち
怒っている人は理由があるから怒るのではなく、まず怒りを発散したいという感情があり、その感情がもっともらしく見える理由を適当にでっちあげているだけである
— 氷の心臓 (@heart_ice003) June 27, 2024
https://twitter.com/heart_ice003/status/1806350384958681449
人間たるもの理性的であらねばならないという意識があるのでしょうか。
感情には必ず、その感情が生まれるだけの正当な理由があるはずだとつい思い込んでしまう。
でも実際そういうわけでもなくて、まず最初に感情があり、そしてその感情をもっともらしく説明できる理由を後から付け足しているだけなんじゃないかと思っています。
相手に悪いところがあるから嫌いなのではなく、
そもそもまず相手が嫌いで、嫌いという感情の根拠となるような欠点を探して後付けしている。
つらい現実のせいで死にたいのではなく、
そもそもまず死にたいという感情があり、「死にたいと思うのも無理はない」と納得させられるように現実のつらさばかりあえて拾い出してしまう。
理由→感情の順ではなく、実際は感情→理由なんじゃないか。
それが分かったところでどうすると言われると特にどうにもならないのだけれど。
人間の抱える理由や根拠なんて案外いい加減なのかもしれない。
ちなみに、「理由→感情の順ではなく感情→理由」だと思った理由は特になく、経験則と直感です。
ここまで読んでくれたあなたがだいすき!