2024年11月4日(月) つまらんことが許せなかったり何を食べたいかわからなくなったりしたら疲れてる 

 超つまらん事で家族とケンカしそうになっていたところ、唐突に猫がカバンについてるキーホルダーにじゃれ始めて、その様子がおかしくて険悪なムードにならずに済んだ。猫が何かを察して空気を変えようとしてくれたのかもしれない。
 ありがとう、ごめんね。


 わたしは他人と過ごす時に、自分の思い通りに快適になることを期待しないことにしていて、そのおかげで外の世界の人(=わりとどうでもいい人)とは穏便に過ごせている。

 我慢してるとか自分の心に嘘をついているとかそういう訳ではなくて、自分の思い通りに快適になることは1人の時にいくらでもできるので、人といる時は(例え自分にはその良さが分からないものでも)相手の価値観を大切にして相手の好きなものを一緒に楽しんだりして自分の世界を広げることをより優先しよう、という感じです。


 でも家族はどうでもいいとは言えないくらいの愛着があり、家という場も快適にならなくていいとは割り切れないくらい大切な場所で、つい自分の心も満たしていたいと期待してしまって、それゆえ外の世界では素通りできるすれ違いが気になってしまったりする。


 多分若松英輔さんが引用していた文章かな、愛とは自分の思い通りにしたいという執着である、というのをどこかで読んだけれど、その通りわたしは家族を愛しているのである。
 素直な意味でも、執着という意味でも。

 愛さずにいられないものとの関わり方は今後もっと学んでいかないといけない。


 というか、つまらん事で人とケンカになるあたり多分疲れてるんだと思う。
 お腹はすくけど何を食べたいかわからないのも完全に疲れている証拠だ。

 こういう疲れ__単純な肉体の疲労ではない、いわば疲労感というより外の世界との摩擦で生じた小さい心のキズ__を癒していく方法は自分の中で体系化されてないけれど、とりあえず時間をかけて心の体力を回復させていかねば。

ここまで読んでくれたあなたがだいすき!