2024年1月1日(月) ろくでなし2人

(ろくでなし=お金なし)


 久しぶりに家族に会える機会だったので、父、姉と一緒に回転寿司に行った。

 わたしは度々ひとりで回転寿司に行っているので、普通の1皿100円回転寿司だなーと思っていたのだけど、父と姉はあまりこういう場所に行かないようで、タッチパネルにもメニューにも新鮮に驚いていてなんか良かった。

 サイドメニューおいしかったな。お蕎麦とか天ぷらとか。
 こういう気軽な価格帯の回転寿司でサイドメニュー中心に豪遊するの、楽しそう。



 父に仕事辞める旨を伝えたところ「せっかくいいところに入れたのに残念だね~、でも自分で決めたことならいいんじゃな~い、暇なうちにキャンプか旅行でも行こうよ」とのことでした。
 こんな感じのこと言ってくれる人ばかりで有難いな。

 だけど、仕事辞める報告をするドキドキ以上に心拍数が跳ね上がった瞬間は「いとこの○○ちゃんも仕事辞めたって」の一言。


 っっっっえーーーーーーーーーーぅsぅtsl


 なんでも役者を続けたくて学生時代にやっていた劇団に戻ったそうです。おそらく舞台に立ちつつアルバイトとかしてるのでしょうか。家計が厳しくて家賃が払えない月は母親に払ってもらってるらしい。

 いやぁびっくりしてしまった。
 自分で言うのもあれだけどうちの家系は真面目かつ堅実で、地元で公務員とか、転職もせず定年まで勤め上げるパターンが多くてですね。だから3年で辞めるだけでもすごく異質な存在になってしまうような気持ちがしていたのです。
 でもそれって勝手な思い込みで、(時代のせいもあるかもだけど)みんなそれぞれ自由に生き始めているんだなぁと思った。そんなに仲良くないいとこに一方的に芽生えた親近感。

 …実家の援助あり(経済的に自立できていない)というのに難色を示す人もいるだろうけど、それができるだけの太い実家があるなら存分に利用するのもありなんじゃないかなーと今は思います。


 でも、バイトしつつ舞台役者って生活カツカツですごく厳しいイメージがあったんだけど、実際はどうなんだろう。
 生活のための仕事をやめて大好きな舞台に立って、時間のある時にバイト、厳しい時は実家に助けてもらえばいいやー!人生たのしー!くらいの気楽さでやってるのかもしれない、案外。

ここまで読んでくれたあなたがだいすき!