日曜夜8時 コンビニまでお散歩して、お菓子買ってこよう
葛湯のようにとろとろのわらび粉液を氷水に入れた途端、わらび餅がぎゅっと固まるみたいに。
やわやわであたたかい連休にとろけた体は、針が規則正しく時を刻む平日にどぼんと突入して、すっかり小さく固くなってしまった。
人間は休めない時に疲れがたまっていくものだと思っていたけれど、急に環境が変わったときだって温度差に疲れてしまうものなのかと気づく。
それはまるで季節の変わり目の風邪みたいに。
休んでも休んでも休み足りない。
と思うと自分がひどく怠けているような気がしてたけど、この変化を認識して、飲み込んで、安心して味わえるように、全身を伸ばして安心できるような1日が必要なんだと思うと、なんだかおさまりがいい。
たとえば、部屋をお気に入りのおもちゃで飾るみたいにわくわくしたり。
プールで仰向けになってぷかぷかと浮かぶみたいに頭をからっぽにしたり。
そんな感じの、こころの安全基地になるようなひとときがほしい。
明日も安心してちゃんと生きていけるように、今日はもうシャワーを浴びたから、コンビニでお菓子買ってきて、映画でも流し見して、早めにおやすみ。
ここまで読んでくれたあなたがだいすき!